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Vocalミックスに使える裏技〜自然なニュアンスを残しつつ声を前に出すコンプ活用術〜

ボーカルのミックスで使える便利な裏技についての記事です(´◔౪◔)◞

過去記事を加筆修正しました。

「裏技」と言っても似た方法を既に行っている上級者の方もいらっしゃると思います!

その場合は、スルーしてやってくださいませ、、、。

いわゆるパラレルコンプのアレンジ版の話となります。

この方法は、僕が昔プロのエンジニアの方に教えてもらった手法です。

Busの機能を駆使します。

  • リバーブで声をなじませる
  • コンプでダイナミクスを整える

    などがもう当たり前にできていて、もう一歩上のミックスがやりたい!という方に向けて。

    ボーカルミックスと銘打ってますが、

    ベースやギター、ピアノなんかにも応用できるかと思います。

    それでは。

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    目次

    コンプの多段がけで失われる自然なダイナミクスを取り戻す!

    ボーカルミックスの定番と言えば、コンプレッサーを通すこと

    • ボリュームの凸凹をなくす。
    • 音圧を高めて存在感を出す。

      等、ダイナミクスを整えて、音の押し出しを強くすることですよね。

      しかし、コンプを使うことのデメリットもあります。

      ダイナミクスを整えると、それと引き換えに自然なニュアンスが失われていきます

      やりすぎるとぱっつんぱっつんになります。

      このさじ加減が、コンプの使い方の難しいところ(;´༎ຶД༎ຶ`)

      理想としては自然なニュアンスを残しつつ、ダイナミクス制御をし、

      かつ存在感がある処理ができたら、、、

      ということで考え出されたらしいプロから教わった手法が以下になります!

      VoアウトをBusに振り分けて再統合する

      それでは実際的な方法を。

      先に内容を書いておくと、

      冒頭で前述したように、パラレルコンプを手動で設定していく方法となります。

      1. ボーカルトラック→Aux1
      2. Aux1→Aux2、Aux3に分岐
      3. Aux2、Aux3→Aux4に統合

        をベースにしつつ、少しアレンジを加えてよりミックスの調整をしやすくします。

        説明画像はLogic Xを使ったものになります。

        他のDAWにも同じ機能がありますので、ご自身のDAWに置き換えてお試しください(*´ω`)o

        準備の手順

        まずボーカルのトラックアウトをstereo outからBus1に変えます。

        赤丸部分を、

        Bus1へ。すると勝手にAux1トラックが立ち上がります。

        次にミックストラック画面を開いて、オプションから新規オグジュアリーチャンネルストリップを作成を選んでトラックを立ち上げます。

        するとこんな感じでAUX2が立ち上がります。

        ここでもう一つオプションから新規オグジュアリーチャンネルストリップを作成を選んで、AUX3をさらに立ち上げます。

        次に、AUX1のアウトをStereo outからBus2に切り替えます。

        この時、新しいトラックが立ち上がりますが無視してください。

        削除してもいいです。

        そして、AUX2、AUX3のinputBus2に切り替えます。

        ごちゃごちゃしてきましたが、もう少しお付き合いください(((;◔ᴗ◔;)))

        そして、もう一つオプションから新規オグジュアリーチャンネルストリップを作成を選び、AUX4を立ち上げます。

        AUX2、AUX3のアウトプットをBus3へ。

        AUX4のインプットもBus3へ変更します。

        準備完了!

        お疲れ様でした!

        これで下準備が完了しました。

        各AUXトラックのフェーダーを適当に上げた後、ボーカルトラックを再生してみてください。

        音がちゃんと鳴っていたら、ルーティング成功です!

        ルーティングがどうなっているのか?の最確認

        ルーティングがどうなっているのかを最確認します。

        1. ボーカルトラック→Aux1
        2. Aux1→Aux2、Aux3に分岐
        3. Aux2、Aux3→Aux4に統合

          となってます。

          このメリットについては次に。

          メリットについて

          既にお気づきの方もいるかと思いますが、

          Aux2、Aux3の片方にコンプを挟むことで、パラレルコンプになります。

          例えば

          • Aux2はダイナミクスが残ったままの素のボーカルトラック
          • Aux3はコンプをガッツリかけたボーカルトラック

            に振り分ければ、各フェーダーの上げ下げだけでAux4にミックスアウトできます。

            この調整を行うことで、ダイナミクスを抑えつつダイナミクスを殺しすぎない処理が可能になります。

            パラレルコンプ。

            知ってる方には「なーんだ」と言われそうですが、、、(笑)!

            ミソは前段のAux1のおかげでコンプへの送り量が調整できる点だったりします。

            ボーカルトラックに直接コンプを挿すと、コンプ自体への送り量を調整するのは難しいですよね。

            また、オートメーション(ボリュームの書き込み)を固定にしたまま音量調節が可能になります。

            最終段のAux4のフェーダーを上げ下げすればOK。

            当然、この方法ならパラレルコンプ機能がないプラグインでもパラレルコンプが可能になります

            これが一番嬉しいです。

            Auxトラックを更に増やしてパラレルしてもGood!

            今回はAux2と3しか立ち上げませんでしたが、

            更にAuxトラックを4〜5ぐらい増やし、プラグインを挿していくのも効果的です。

            違うタイプのコンプを挿して、最終段に混ぜていくとよりお互いの良いところを補完しあえますよ!

            ボーカルトラックを複数コピペするより効率的です

            例えばボーカルトラックをDAW上にコピペしてそれぞれ処理しても、近い効果を作れます。

            ただし、こちらの方が最終的なボリューム調整が非常に楽(´◔౪◔)◞!

            下準備がちょっと面倒ですが、、、慣れればパッとできるようになります。

            まとめ

            Busのセンドリターンははじめはよくわからない機能ですが、

            うまく使うと作業効率がぐんと上がりますし、

            今回のように相反するような効果を実現するのにも一役買ってくれます。

            それではお読みいただきありがとうございました。

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