防音室をレンタルして2年弱経ちました(´◔౪◔)◞
使い続けてみた感想と、色々な選択の中から防音室のレンタルを選んでよかった!
と思えた点など書かせていただきます(`・ω・´)
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目次
防音室ヤマハのアビテックスをレンタルするまでの経緯
防音室が欲しい!と思うのは、音楽をたしなんでいる方々なら容易にその欲望は解って頂けると思います、、、。
など、あまり音楽と関係ない項目も混じっていますが、とにかく防音室というのはある程度密集した場所で暮らしている人間からすると夢のような箱であるわけです。
僕は集合住宅にすんでいるため、なおさら音の大小に関しては配慮が欠かせません。
鉄筋コンクリートのマンションではあるものの、やはり夜になれば小さな物音でも壁越しに響いてきたりはするもの。
ご近所さんとの関係がこじれでもすれば、それこそおおっぴらに音楽を楽しむなんてことはできなくなってしまいます(((;꒪ꈊ꒪;)))!!おそろしや。
長年の夢であった「防音室」
とうとうこの夢への我慢が限界を超え、仕事に向かう自分に更にむち打つことを覚悟して、防音室の導入を決めたのでした!
それからすぐに始めた下調べ。
Googleさんに相談です。
”防音室”で検索すると浮かび上がってくるいくつかの検索候補。
その中には自作という心をくすぐる文字や、”値段”や”相場”といった現実的なワード。
とりあえず色々なサイトを覗かせていただきながら、自分にとってのベストを探すことに。
DIYで防音室を作る?
まず一番安く、且つ制作するサイズも最も融通が効きそうな自作から調べることにしました。
その時参考にさせて頂いたサイトがこちらです↓
、、、、、みなさん凄過ぎます!!
とてもじゃないけれども、僕にはこれはできないなあ、、、なんて思いつつも。
やはりなるべく安い金額で防音室を手に入れたいと願っていたので、例のDIY記事を参考にさせていただきつつ、ホームセンターにも何度か足を運んでみました。
しかし石膏のパネルボードを手で持った時に、「ああ、これはアカン」と現実的にこの手のDIYは自分には無理だと悟り、DIY方式はあきらめました。
特にDIYで一番気がかりだったのが、換気と室内の温度上昇。
そして万が一、防音室を解体するに至った場合の材料の処分について。
相当しっかり設計していかないと、酸欠や熱中症になるなんてことや、解体する時に出る材料が産業廃棄物扱いで捨てる時に気をつけないといけない場合がある、というのもどこかの記事で読んだので「そこまでちゃんと自分に対策ができるだろうか、、、?」という自問自答の末、やはりリスクが高いと結論付け、DIY方策は断念しました(;´༎ຶД༎ຶ`)
ちなみにDIYの場合は4万〜10万円くらいでいけるそうです!
段ボールで作れる防音室だって?
その次に候補に上がっていたのが、こんな商品。
だんぼっち。
ネーミングセンスがいいです。
値段も何十万もする防音室と比べると、決して安くはありませんが手頃ではありますし、これなら解体する時や万が一引っ越すなんてことになったとしても、段ボールなので廃棄に困ることはなさそうです!
DIYで作る場合の金額とそう大差もなさそう。
そこでこのだんぼっちについての評判をググりました。
するとこちらの記事がヒット↓
これは面倒そうだ。
そりゃそうですよね、段ボールですもんね、、、
でもこんな動画も、、、。
すごい。
本当にすごくないですか、、。
音の漏れもかなり抑えられていて、内部も照明のおかげでお洒落です!
これは、もしかしたらDIYでいけるのではないか?!とまた淡い希望を抱いたりもしましたが、、、、。
また繰り返し浮かぶ自問自答のフレーズ「で実際、僕にこれができるのか、、、?」
、、、結局数日考えて、踏ん切りがつかず、だんぼっち及び段ボール防音室計画は、選択肢から外しました。
今ではこんな”だんぼっち”改造動画も、、、、。
すごい動画、、、、。
気合があれば、あるいは、、、、
その他色々な簡易防音室を探す、、、
ほんと色々みて回りました、、、、
簡易吸音ルーム Light Room ライトルームLサイズ
などなど。
う〜ん、悩ましい、、、!!
簡易防音室ライトルームのyoutube動画はこちら。
しかし、とりあえずヒットする限り色々な防音室の評価を巡る中。
改めて値段よりも重要なことなんじゃないかと思い始めたのが、防音性能という項目。
ここでもう一度基本に立ち返り、自分が防音室に求めている内容を一旦金額を無視して書き出してみることに。
もう正直何がなんだかわからない状態でもあったので、一度冷静になることにしました。
さて、僕は何がしたかったんだっけ、、、、?
まずやりたいことは、
- 夜でもある程度の音量を出して音楽を楽しみたい。
- ドラムを叩くほどの音量は出さないが、カラオケで歌を歌うレベルは出したい。
- 換気はしっかりとできるようにしたい。
- 熱中症にはなりたくない。
- 音楽のために集中できるような場所であってほしい。
と、改めて書き出してみると、かなりわがままな要求があがってきました、、、。
しかし、これをクリアするために防音室を手に入れたいがために、防音室を導入しようとしているのであり、すなわち防音室の意義とは、それを満たす為のものでなければならないがゆえに悩んでいるのであり、、、、、とまた永遠にループしてしまいそうになるのをこらえ!
もう一回駄目元で、本格的な防音室をみてやろうではありませんか!とこの要求を満たすものを予算も鑑みず探し始めました。
するとでるわ、でるわ、良さそうな物件が、、、。
意外とこれは頑張れば良い結果になるのではないか?とヤマハやカワイの防音ルームと出会うことに。
そして一番自分にフィットした形、防音室のレンタルというものを知ることができました。
ヤマハの防音室アビテックス
しっかりした防音室を導入しようとなると、部屋自体を改築するか、箱形の組み立て式防音室を部屋の中に設置するかの2択になるかと思います。
部屋の改築は、とてもではありませんがあらゆる意味でパス。
ドラムを叩く訳でも、アップライトピアノを全開で弾きたい訳でもありませんので、組み立て式の防音室を選択します。
すると有名なところはヤマハか、カワイ。
どちらもネット上での評価は上々です。
ぼくの要求も一通りかなえてくれそうなものも多数あります。
さてさて、、、値段はいくらぐらいするのか、調べてみますと、
Dr35という僕が欲しいくらいの遮音性能を持つ、このヤマハの1.2畳タイプで、税抜き790,000円、、、、!!
とてもじゃないですが、ポンとだせる金額ではありません、、、!
けれどこれは新品の値段です。
全く同じものではなかったですが、中古ですと同じぐらいのスペックで同じ1.2畳タイプのものが、
558,600円、、、!!!
、、、、やっぱり、たけえ!!
じゃあレンタルならどのくらいで借りれるのかというと、上記のものが月々11,600円で借りられます
、、、それでもやっぱり、高い。と当然のように思いました。
が、
なんとこのレンタル方式には少し変わった独自のシステムがあり。
- 月々決まったレンタル料を払う
- レンタル料金がそのままプールされていく(掛け捨てではない)
- リース満期になったら買い取るか返却するかを選べる
- 最後に1ヶ月分のレンタル料を払えば買取が可能
となってます。
つまり実質分割払いを続けていくような、謎のユーザーに優しい支払い方法になっているのです。
もちろん金利はなし。
これならレンタル料をただ月々支払っているのではなく、最終的に防音室を資産とすることができる、事実上の投資として割り切ることができます。
上記の防音室は48ヶ月レンタル料を払い続ければそれらを積立金として、最終的に一ヶ月分の金額を払って買い取ることが可能です。
この満額に達するまでの支払う月数は、契約する防音室のタイプによって異なるのですが、早いものだと3年払い続ければ買い取ることが可能ですy( ꒪◊꒪)y
古めの型とか狙い目ですよ!
しかも途中でやむ終えなく使用を中止せねばならなくなったり、「やっぱりなんか違う、、、」となった場合でも、すぐに解約ができ、解体後には資材も返却するので処分に困ることもありません。
払ったレンタル代は勿体ないですけど。
遮音性能もしっかりしているものが揃っていますし、エアコンが取り付けられているものもあったりします。
これは、DIYやだんぼっちではなかなかできないアドバンテージかと思います。
2年弱使用してみての感想
僕がレンタルしたタイプは1.5畳のもので、遮音性能はDr35です。
できたら2畳ぐらいのスペースがあったらなあ、、なんてたまに思うこともありますが、なんだかんだでこれでよかったと思っています。
なんといっての六畳の和室の中に1.5畳ですから、外の壁の厚さも入れるとかなり元の部屋を圧迫します。
というか、あまりスペースがありません、、、。
完全に防音室の中で作業や、趣味を楽しむんだ!という人ならば3畳くらいいっちゃってもよいのかもしれませんが、
ぶっちゃけずっと籠っていると、さすがに気持ちが息苦しくなります。
精神面を健全に保つ為にも外のスペースはある程度確保しておいた方がいいでしょう。
そして一番の望みだった項目がどれだけクリアできているかを正直に申し上げます。
- 夜でもある程度の音量を出して音楽を楽しみたい。
- ドラムを叩くほどの音量は出さないが、カラオケで歌を歌うレベルは出したい。
- 換気はしっかりとできるようにしたい。
- 熱中症にはなりたくない。
- 音楽のために集中できるような場所であってほしい。
1、2、は完璧にクリア出来ていると思います!
今まで気にしていた音の大きさも、友人に部屋を一枚隔てて確認してもらいましたが、アコギ、歌レベルでしたら全く問題なさそうでした。
エレキギターもアンプからかなりの音量を出したことがありましたが、日中であればなんとかいけてしまうのではないかとξ(΄◞◟‵)ξ
モニタースピーカーからも以前では考えられない音量を出しても大丈夫になったので、結構ボリューム気にせずリスニングも楽しめます。
ただ低音に関しては、一番遮音が難しい部分だと思うので、一応気をつけながらスピーカーアウトしています。
ドラムに関しては完全にアウトだと思いますので、ドラムを叩きたい方はもっと頑強な部屋を手に入れてください。
改築必須なのではないかと、、、残念ですが、、。
という感じで、僕の住んでいる鉄筋のマンション、集合住宅では問題なくボリュームに関しては音楽を楽しむことができています!
3、4、に関しては、換気はできていますが一定時間締めつづけていると多少息苦しくなってくるので、換気は一応こまめにするようにしています。
酸欠になるようなことは全くないですね。
-こんな換気扇が付いてます-
とはいえ、ぼくのはエアコンをとりつけていないタイプのものなので、夏はどうしようもないほど暑くなります!
こればっかりはどうしようもないみたいです、、、。
防音室を設置する室内にエアコンがないと、死にます。
特に防音室内で電気機器を使う場合は、たまらないことになるのでそこは覚悟してください!
エアコンつきのものならここはクリアできるでしょう。たぶんですが。
そして5の音楽に集中できるかどうか、という部分ですが夏以外ならとても集中出来る環境だと思います!
逆に冬なら暖房いらずで快適に過ごせます(関東圏)
ストレスがたまったときなど、大声で叫ぶこともできるので、仕事に疲れて帰ってきたときには癒しのオアシスにもなります。
夏は部屋のエアコンを付けて換気しながら楽しみましょう。
アビテックスの参考動画
かなり音量が下がりますね!
まとめ
というわけで、色々と悩みながら導入した防音室ですが、結果としてヤマハのアビテックスを選んでとても満足しております!
レンタル料は正直月々かさばってきますが、あとで支払いきった時に手に入るということと、
いずれ手放すことになったときもオークションなどで売却する方法もあると思うので、投資しているという気分で過ごしております。
DIYで防音室を作る!というのもとても魅力的ですし、トライ出来る方なら試す価値はあると思いますが、僕のように「そこまでは、、、」という方は、このレンタル方式も是非検討してみてください。
性能に関しては間違いなくしっかりしていると思いますよ!
そして音楽をストレスフリーで楽しめるという環境は、何にも代え難いものなのだなあと、日々実感しております。
どなたかの選択肢のご参考になれば幸いです!
読んで頂きありごとうございました♪(・ω・)ノ
*もうすぐ支払い終わりそうです↓
吸音についてはこちら↓
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