ディスクリート電源は音が良い。
マニアックな電源界隈でよく話題になるディスクリート電源。
古い時代のものを長らく使用していますのでその感想を!
*過去記事を加筆修正しました
目次
ディスクリート電源?
以前、別記事に電源制作の方法を書きました。
この記事では三端子レギュレーターと言う部品を使って定電圧回路を作りました。
ポチップ
ただ、一部マニア界では「三端子レギュレーターは使わない方が良い」とも言われてます。
音質上の問題です。
それではどうやって定電圧をつくるのか、、、?
ですが、ここから先は僕もDIYではやったことがありません!
ただどういう回路を構成するのか?は知っています。
本で読むことができます!
ポチップ
当サイトでは何度も出てきる本ですが、トランジスター教本の決定版です。
この本の第10章「直流安定化電源の設計・制作」に詳細な理論が書かれています!
権利関係上内容を引っ張ってこれないので、
回路図など気になる方は是非読んでみてください。
オーディオ用電源の自作方法についてはこちら👇
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ざっくり言葉で表すと
とはいえ、それでは味気ないのでざっくりと言葉で言いますと。
IC化された三端子レギュレーターを、ディスクリートに変えて音質的に有利にする!
ということです。
専門用語が出たのでwikipediaより拝借すると、
【IC】
ごく小さな板に多くのトランジスタ・ダイオードなどを組みこんだ、電子回路の素子。集積回路。
▷ integrated circuit の略。
と言うことです。
ディスクリート回路だと部品が大きい(集積されていない)ので、設計上良い部品を選別しやすいメリットがあります。
ICだと小さすぎて中身を故意にをいじることができません。
あと、ディスクリートの方が扱える電流量を大きくすることもできます。
小型化、コストダウンの裏にはこんなデメリットもあるんですね!
例えばヴィンテージ機材が重宝される理由の一端は、
ディスクリートで内部が組まれている点です。NEVEとか。
昔はICがなかったですから、全てディクリートでした。
当然電源もディスクリートでした。
とはいえ、SSLのようなICバリバリのレジェンドマシンもあるので、
必ずしもディクリートだけが素晴らしいわけではありません!
そこについては別記事にて熱めに語らせていただいております。
ただ、ディスクリートの方が音響的に有利な場合が多いようです。
このディスクリート電源を使ったら違いがよくわかった
Siemens N 224aというヴィンテージな直流化電源。
この電源を使い始めてから、ディスクリート電源で音って濃くなるんだな〜と気付きました。
ドイツ製で+24Vが出るやつです。
電源で音が変わるそもそもの理由はこちら👇
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Siemens N 224aの回路図
Siemens N224aの回路図です。
この回路図を見る限り、ICを使っていません!
今だったら10分の1くらいのサイズにできるのでしょうけど。
しかし、プロ用機の電源はほぼ三端子レギュレーターです
一応補足ですが、現行品のレコーディングプロ用機でも、電源はほとんど三端子レギュレーターが使われています。
だからそんなに悪いものでもないんです(笑)プロが使ってるんですからね。
ディスクリートにこだわるのはマニアです。
好きな人が「これだ!」って言ってるだけ!
基本的には三端子レギュレーターで組んで問題はないはずです。
ただ、、、ディスクリートの方が音が濃く感じる!←マニア
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まとめ
ディスクリート電源についての所感でした。
Neveやドイツのヴィンテージ機材系はほとんどDC+24vで動くので、
ヴィンテージ電源を一台買っておけば一応使い回しもできます。
それではお読みいただきありがとうございました!