AKAI MPC 2000 XL。
2020年に、こんなマシンを使っているのは余程の物好きな人でしょう。
とはいえ、ヒップホップのトラックメイカーには今も人気がある?らしいサンプラー。
週末久々に押し入れから引っ張り出していじってみたら何コレ難しい!
、、、でも面白い!となり。
これまた久しぶりにレコードからネタをサンプリングしてみました。
もはやDTMでなんでもできる現代。
あえてこんなオールドスクール機材を使う必要があるのか?
あるのならばどんな魅力があるのか?
改めて気づきがあったので記事にしました。
過去記事を加筆修正しました。
目次
AKAI MPC2000XLを久しぶりに使って感じた結論|操作は面倒でも音には独特の太さがある
昔のMPCはものすごく操作が面倒です。
個人的にELEKTRONのシーケンサーに慣れすぎているというのもあるかもしれません。
MPCの音にはやはり独特な太さがあり、この点非常に魅力的。
特にレコードからのサンプリング音は、僕ごときがやっても存在感が出る気がします(どうでしょう)
ただ操作性含め、融通が効きやすいのは圧倒的に新しい機種でしょう!
ローファイビートへの憧れや懐古主義者でなければ、100%新しい方がおすすめだと感じました。
と今回格闘してしみじみ感じました。
MPC2000XLは操作が難しい|久しぶりに使うとほぼ分からなかった
で、いっちょビートでも作ってみますか!と意気揚々椅子に座りましたが、、、
直感ではほとんど操作できなかった
電源ポチー、から「どれどれ」と各ボタンを押すも
全然操作がわからない!
-直感じゃ全然操作できない(涙)-
あれー?すっかり使い方を忘れ切っています。
改めて思い知りましたが、MPCは操作が独特でした。
Octatrackに慣れていてもMPC2000XLは難しかった
最近はシーケンサーをいじるもELEKTRONばかり。
ELEKTRONもOCTATRACKは大概ですが、2000XLも訳わからん。
説明書をもう一度熟読!!
超絶難解サンプラーOCTATRACKの記事はこちら👇
DTM DRIVER!
Elektron Octatrackレビュー|難解だけどハマると手放せない1台 | DTM DRIVER!
Elektron Octatrackはなぜ難解で挫折しやすいのか?ハード型DAWとも言われる構造や機能、実際の使い方や音の魅力、向いている音楽ジャンルまで体験ベースで解説します。
MPC2000XLの操作感を再現したソフトもあった
こんなものも配布されているようなので
もしよかったらお試しください!
2000XLの操作性を忠実に再現したソフト音源みたいです。
面倒臭さを味わえます(笑)
MPC2000XLで手持ちのドラムサンプルを鳴らしても雰囲気が出なかった
サンプルをPADへ配置するだけでも数時間かかった
あーだこーだ悪戦苦闘しながら操作を思い出すこと数時間、、、
ようやくサンプルをPADに配置することに成功。
手持ちサンプルではDAWで打ち込んだようなビートに感じた
ところがどっこい。
いざビートを作ってみると、どうも味気ない。
PCのHDDに溜め込んでいたドラムの一発ネタサンプルを読み込ませたんですが、
どうもエディットされすぎているのか?なんかDAWで打ち込んだみたいなビート感。
う〜ん、、、
ということで、レコードからちゃんとサンプリングしようという結論に。
この時点で5時間経過。
レコードからMPC2000XLへサンプリングしてビートを作る
レコードからサンプリングする準備がとにかく面倒
レコードからのサンプリング。
それはすごく準備が面倒臭い。
だんだんと遊びじゃなくなってきました。
遊びでしかないんですが。
ホコリを拭って重い本体を持ち上げて配線。
さて、サンプリングするぞ!
の時点でまた困ったのがやり方がわからない、、、。
ダメですね、全部忘れています。ここからまた説明書熟読。
レコードをサンプリングしてPADへ配置
操作方法もわかり、ようやくサンプリング開始!
元ネタのレコードもいいネタを抜けそうなのを探すのに手間取りましたね。
で、無事サンプリングが終わり、エディットしてパッドに配置。
ようやくビートを組み立てられました。
2小節のビートを作るだけでもかなり苦労した
2小節のビートを作るのにこんなに苦労するのは数年ぶり。
いや、10年以上ぶり。
DTMじゃこんな苦痛味わいません(笑)
そして組み上げたビートは?
ということでレコードからサンプリングをして作ったビートがこちら。
LOGIC Xに流し込んでファイル化しました。
このビートにLOGIC Xのループ音源を乗っけたものがこちら。
*現在権利関係を考慮して音源は削除しております。
MPC2000XLとLogicを比べて感じた音の違い
ちなみにさきほどの音源のビート部分を、
LOGIC XのHIP HOPっぽいビートに変えるとこんな感じになります。
-LOGIC Xのビートマシン-
LOGIC X ビート
MPCで作ったビート
*現在権利関係を考慮して音源は削除しております。
MPCの方が荒々しく太く感じた
比べてみると、僕が作ったヘボビートでもMPCの方が音が荒々しく太く感じます。
LogicのビートはMPCよりスッキリして聴こえた
LOGICのビートもじっくり探せばもっと太いやつもあると思いますが!
DAWのビートの方がやっぱり音がスッキリしてますよね。
MPCにはざらつきと深みを感じた
MPCはざらつきがあって深みを感じます。
MPC2000XLでローファイビートを作って分かったこと
良い機材だけでは良いビートにならなかった
僕が作ったビート。それは、ものすごく凡庸。
もっとヒューマンな感じ出したいんですが、どうすれば、、?
やっぱりNujabesって神なんだなってなりました。
センスがあっての機材、、。
いや、努力でしょうか。
きっと両方がないと、あんな色彩豊かなトラックはできないんだと改めて痛感。痛い。
MPC2000XLで検索するとNujabes・PUNPEEがヒット
現在でもまだ最新機種がリリースされているMPCですが、
あえて古い機種を好んで使っているクリエイターも多いようでした。
かくいう僕も、オールド機材マニアなところもあるので2000XLは手放せませんでした(全然使ってないですけど)
MPC2000 XLを使っているクリエイターはたくさんいると思いますが、
のお二方が検索ですぐにヒットしました。
この独特なスモーク感、ローファイ感、、、たまらんです。
Nujabesは若くして他界された伝説的存在ですが、
ローファイヒップホップの原点としても今なお世界中に多大な影響力を持っていますよね。
トラックから色彩がほとばしってます。
このチャンネルたまりません、、、。 すごーく癒されます。
MPC Live IIの発表を見てMPC2000XLを久しぶりに引っ張り出した
なぜ古いサンプラーを押し入れから出してみたかというと。
AKAIから新製品登場のアナウンスが!
ということで、思い出したようにMPC 2000XLを触ってみたくなったと。
AKAI ( アカイ ) / MPC LIVE 2 サウンドハウス
MPC LIVEの後継機種MPC LIVE 2降臨!
MPC LIVE 2も完全スタンドアローンで動作。PCいらず。
AKAI製品も一時期DAWのMIDIコンみたいな感じになっていましたが、
また単体で制作完了できるように原点回帰してるみたいですね。それでこそMPC。
AKAI ( アカイ ) / MPC ONE サウンドハウス
MPC ONEが発売されたばかりですが、MPC LIVE 2 はその上位版?という位置づけでいいのかな。
MPCはやはりPCで音楽を作ることに飽きてしまった人には嬉しいマシン。
そういえばAKAIって結構前に倒産したような気が、、、?
wikiってみたら、商標だけが残っていると理解しました。
アメリカの会社が販売元になっていました。
AKAI MPC2000XLレビューまとめ
MPCが積み上げてきた音楽の歴史。
そして、使いこなすには長い時間とノウハウ構築が必要と。
ポチップ
ダブルで美味しく苦く味わえた週末でした。
う〜ん奥が深い。
最後までお読みいただきありがとうございました!
DTMの音に違和感を感じたら、こっちもあります👇
DTM DRIVER!
DTMで音に行き詰まった時|ハードサンプラー/シーケンサーというもう一つの選択肢 | DTM DRIVER!
DTMで音が整いすぎる、作り方がマンネリ化してきた。そんな違和感に対して、ハードサンプラー/シーケンサーという別アプローチを整理。ElektronやMPCを通して、制作体験の…