エレクトロニカは夜の深い時間に聴くと、全細胞に音が染み渡ってきます(`・ω・´)
深夜作業中、かれこれ15年ぐらいエレクトロニカにお世話になっています。
お酒のお供にも( ・ὢ・ )
というわけで全力でおすすめできる、真夜中の為の音楽を10個選んでみました。
クラシカルなものが多いかもしれませんが、今聴いても最高な音楽ばかりです!
*過去記事を加筆修正しました
目次
Boards of Canada – Music Has the Right to Children
しょっぱなから超名盤を!
やっぱり良いです!
15年以上ずーっと聴き続けていますが全然飽きません。
なんでしょうねこのリズムの間の感じ。
打ち込みなのにすごくグルーヴィー。
そしてダークなのに暖かさも同居している響きが、もうボーズオブカナダにしか出せないカラー。
誰かと一緒に聴いて共感をし合うというより、たったひとりでヘッドフォンの殻に閉じこもりたい音楽です(。・ω・。)
ひきこもりたい。
Music Has the Right to Children
Bjork – Cocoon
ビョークの声が苦手な方にも是非聴いて欲しい、、この曲だけは別格です。
すんごく夜に合います。
そしてとてもエレクトロニカ的。
ビートが薄い音楽、そして包み込むようなベースの和音の静謐さ。
初めて聴いた時、とても衝撃を受けました。
ラストの”To a boy”というところのコード展開の安心感も素敵。
MVも凄いです。
映像を見ると音が全然頭に入ってきません。
ビョークはやはりスペシャルですね、、、。
KIM HIORTHØY Mandarinerna
あわせて読みたい
- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
キム ヨーソイ。
ノルウェーの音楽家です。
この人の作る音もまた凄く特徴的で素晴らしいです、、、。
最近の曲は少しテイストが変わってますが、
センスのやばさは全然変わっていませんでした。
哀しげで、でも薄い光が遠くから差しているような、
幼い頃にどこかでみた景色のような音楽だと初めて聴いたとき思いました。
他の楽曲も同じ質感に貫かれているので、気に入った方は是非聴いてみてください。
matryoshka – February Lifesaver
日本が世界に誇る男女のエレクトロユニット、「マトリョーシカ」。
曲のタイトルの通り、2月の雪道を白い息を煙らせながら歩いているような心地よさがあります。
特に後半、だんだんとノイズが増え、一気に展開するところの開放感がたまらない(;´༎ຶД༎ຶ`)
ループ&インストなエレクトロニカと違い、歌も入ってます。
展開がしっかりある楽曲が多いので、日本人の僕にはとても親しみやすいです。
海外での支持も熱いグループ。
他にもオススメな曲がたくさんあるので、是非聴いてみてください。
Mice Parade – Two, Three, Fall
オーガニックなエレクトロニカと言えば、マイスパレード!
生楽器、生ドラム、パーカッションを基調に楽曲が構成されています。
ギターの音色はガットギターでしょうか?
スチール弦のアコースティックギターとは違い、音色が柔らかくて、すごく夜にぴったり。
ドリーミー。
ささやくような歌で参加しているのはムームのクリスティンです。
なんて天使な歌声なんでしょう。
あまり外国人っぽい感じがしない声です。萌えます。
Ms John Soda – Hands
ドイツのモールミュージックに所属するMs John Soda。
ポップさとエレクトロニカの融合具合が神がかってます。
特にこのhandsという曲が収録されているNotes and the Likeというアルバムは傑作だと思います。
ポップスアルバムとして聴いても秀逸!
ボーカルのMicha Acherの声がとても素敵で、このアルバムの一曲目は特に最高。
音の重ね方も欲しい所にほしいものがあり、楽曲アレンジも素晴らしいです。
DTMerとして凄く勉強にさせてもらってます。
あと個人的に好きな部分が、クリーンとクランチの間のようなギターの単音弾き、、。
ギタリストっぽくない視点と発想力に惹かれます。
散歩にもぴったりなアーティスト!
múm – Yesterday Was Dramatic – Today Is OK
マイスパレードにもボーカルで参加しているクリスティンが在籍していたバンド、ムーム。
エレクトロニカ好きな方なら今更、って感じの人気グループですが、、、
やはり夜にぴったりなのでピックアップさせていただきました!
アイスランドの音楽は特徴的です。
住んでる環境ってやっぱり音に影響するものなんですかね、、、?
暖かい感じがするのは、外が寒いから?
遊び心のある音選びにも、聴いていて笑顔にさせられる天真爛漫さが溢れています。
ろうそくと一緒に音を流したいですね。
Yesterday Was Dramatic – Today Is OK (20th Anniversary Edition) [ライナーノーツつき]
I Am Robot and Proud – ‘The Work’
ピコピコしたミュージックと言えば、この人!
I Am Robot and Proud!
正にエレクトロニカというイメージをそのまま体現したような音楽です。
高音のピコピコを多用するので、元気になりたい時にとてもオススメ!
ボーズオブカナダとは対極ですね。あっちはダウナーになりたいとき向け。
ピコピコを聞いていると、夜中でもドライブをしたくなってきます。
風を感じたくなってきます。
まだ寝たくないなあ、なんて時にいいかもしれない。
ちょっと夜更かししましょう。I Am Robot and Proudと一緒に。
toe – Song Silly
日本のバンド「Toe」のsong silly。
バンドなのでエレクトロニカではないですが、この曲は割とそっち方向ということで、、、。
Toeは大半がインストの曲がですが、たまにギターの山嵜さんがボーカルをとる曲があります。
この曲もですね。
僕は山嵜さんの歌が大好きです。
味のある歌がたまらない!
そしてToeは、録音の音がめちゃくちゃカッコいいです。
もう一人のギター美濃さんがエンジニアをしているんですが、音作りが凄すぎです。
ヴィンテージ感がありつつ、現代的なクリアさも併せ持つ不思議なサウンド。
インスト曲もマイスパレードと通ずる部分があり、生バンドならではのかっこよさがたまりません。
Ametsub – The Nothings of the North
あわせて読みたい
- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
そして最後に。
美しく、複雑なエレクトロニカを構築するAmetsubです。
いくつにもレイヤーされた音と、リズム。
奥の方まで音を聞こうとしているうちに、やがて眠ってしまっていることでしょう。
ベッドに入って、
灯りを消して、
スマホも手放して、
夜の無重力の中で聴きたい音楽です。
目を瞑ると様々な景色が飛び出してきます。
おやすみなさいの子守唄にどうぞ。
The Nothings of The North
まとめ
エレクトロニカは、正直、線引きがむずかしいジャンルです。
「これってエレクトロニカだよね?」という感覚でピックアップしました。
もしジャンルとして間違っていたらお許しください、、、。
しかし共通しているのは気持ちよい音楽、音響、夜に映える楽曲という点。
もしお気に入りのアーティストがいましたら、とても嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あわせて読みたい
アナログレコードは音がいい?ストリーミングとは全然違う?その魅力とは
レコードは音がいい。 レコードの音は暖かくて優しい。 なぜか心が震える。 一度は聞いたことがあるセリフかと思います。 先日思い出したように、レコードプレイヤーを...
あわせて読みたい
AKAI MPC 2000 XLでレコードの音をサンプリングして気づいた色々
AKAI MPC 2000 XL。 今もこんなマシンを使っているのは余程の物好きな人でしょう(´◔౪◔)◞ -AKAI MPC 2000XL- とはいえ、ヒップホップのトラックメイカーには今だに人気が...