前記事NEVE Portico II Master Buss Processor 導入レビュー!にて、
いかにPortico II Master Buss Processorがイカした機材であるかを書かせていただきました(⑅∫°ਊ°)∫
ということで今回はその逆。光があれば影もある、、、。
少なからず感じた不満点についても記事にさせていただきます。
ただそんなに多くはありません(笑)
基本的には素晴らしい機材です。
目次
なぜ?ゲインがインプットにある!
ゲインがインプットにしかついていません!
どちらかというとメイクアップ用にアウトにゲインが欲しかった(´⊙౪⊙)۶!!
これは一番「え?」と思った箇所でした。
-ゲインは入力だけ!-
manleyのvari-muにはアウトにメイクアップゲイン(というかボリューム調整?)がついているんですけどね、、、。
MANLEY ( マンレイ ) / Stereo Variable MU サウンドハウス
インプットの量をスレッショルド以外で調整できるのは嬉しいですが、アウトの調整の方が割と使う頻度多いと思うんです。
というかコンプってそういう機構のものがデフォだと思っていたので、ちょっとびっくり。
ビンテージ物だとアウトゲインもスレッショルドもないやつとかありますが、、、。
しょうがないので、オーディオインターフェース側でライン入力調整をしています。
ここは割と不便。
主電源を切るとSILKボタンがリセットされる
PorticoといえばSILKモードが有名です。
NEVEさんらしい、独自の倍音を音源に付加する機能。
Portico II Master Buss ProcessorだとTextureつまみでSILKモードにした場合の倍音付加量をコントロールします。
ところが。
主電源スイッチを切って、元に戻すと
SILKモードが解除されてしまう(汗)!
ボタンがここだけデジタルスイッチっぽいやつを使っているのか?
押し込むタイプじゃないんですよね。
なので、電源を落とすたびにもう一度SILKボタンを押さないと元の音にはなりません。
これが結構面倒(;´༎ຶٹ༎ຶ`) !
というか、押し忘れたまま作業を続けてしまうことがあります。。。
途中で「あれ、なんか音の感じが変わった?」と気づくと、「SILKが切れてる!」と。
これも地味に不満なところ。
結構熱が出る
使用していると本体がかなり発熱します。
しょうがないことですが、夏場はちょっと気をつけないとなと。
ラックケースに納める際は上部に隙間を開けていた方がベターです!!
そうなると、1U分潰れちゃいますね。
値段が高い!
これもしょうがない部分ですが、値段がお高い!
RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / Portico II Master Buss Processor サウンドハウス
音質や機能自体は非常に優れていますが、コスパがいいか?と問われると
う〜ん、、、。と唸らざるを得ません。
本格的なマスタリングツールにまで手を伸ばしたい、マニアなDTMerやプロエンジニアの方以外にはあまりオススメなお手軽さではないですね。
ただ、
音や機能は抜群です(`・ω・´)
ロマンです。
コスパの良さだけを求めるなら、そもそもハード機材はどれもコスパ悪いともいえます。
スタジオでも経営していなければ、毎日使うわけでもないですしね、、、。
ただソフトにはない質感、操作性。
この2点だけは、価格に見合った満足感はあります!
僕は買って後悔していません!
Rupert Neve Designs Portico II Master Buss Processor Black
その他の不満点
だいたい上記ぐらいです!
デザインもカッコよくて好みですし。
他にはありませんね!
今後も使い倒しながら、不満点も「個性」ぐらいな感じで受け入れてあげようと思います。
色々書いてしまいましたが、いいところと比べれば不満点など霞んでしまうほど、この機材は素敵な魅力に溢れています!!
まとめ
ということで実際に使ってみて、不満点に焦点を当てたレビューでした!
前回の記事と合わせてご覧いただけますと、幸いです╰U╯☜(◉ɷ◉ )とても素晴らしいコンプなので!
それではお読みいただきありがとうございました!