1970年代にマスタリングデスクに採用されていた高品質のドイツ製EQです。
ステレオバージョンのNeumann W495stbという型もありますが、こちらはアウトプットにトランスが入っていないため接続の際には注意が必要のようです。
こちらはMonoバージョンですが、インアウトそれぞれにトランスが搭載されているので前後の接続はバランス接続で問題なく行なえます。
Neumann W495b EQ Schemtics/Pinout
Pinout Text
Pin1 input+
Pin2 input-
Pin3 GND
Pin11 output+
Pin12 output-
Pin15 GND B 0v
Pin16 B +24v
Pin23 Earth(CHASIS)
感想/まとめ
クリア方向な出音で、ピークカットなどかなり行なってもアナログならではなのか嫌な感じにはならないです。
積極的にぐりぐりしたくなります。
音に対する”味付け”という部分では薄味な方だと思いますが、マスタリングで使われていた事を考えると妥当だと思います(((༼•̫͡•༽)))
味を付けたい場合は同社NeumannのW444などのフェーダーを挟むと良いかもしれません。

3Bandともクリック式のノブなので、リコールする場合もメモをしておけば完璧に行なえます。
ハイとローはシェルビング、ミッドのみピーキングでつまむ、もしくは削る感じでQ幅も3段階に切り替え可能。
オーディオ用途で使う場合も、非常に贅沢な音質調整が可能かと思います。
こんなアナログな機械を今時使うDTMerもそういないと思うので、利用出来る方は使いかた問わずシステムに導入してみてはいかがでしょうか。
録音用途でも、うまく音がまとまらない!なんてときに一旦音を物理的にこのようなアナログ機械に通してみるのも解決手段のひとつとして有効かと思います。
不思議な事に音と音が馴染んでしまう!なんてこともざらにあります。
マスタリング用途のEQとしては格安な方なので、あまり流通しない機種ですがチャンスがあったら手を出してみる価値は僕はあると思いますよ!( ꆤωꆤ )y
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