音質重視でオーディオインターフェースを選ぶならどれが一番良い?
現在、DTMerの多くが挙げる高性能AIFといえば
- RME
- Universal Audio
- Antelope
の3メーカーじゃないでしょうか。
当サイトではこの3機種を実際に購入し、ユーザーとして記事にしてきました。
改めて、どれが一番だったのか、、、?
筆者の個人的感想モリモリで書かせていただきます。
*過去記事を加筆修正しました。
目次
3機種の個性は明らかに違います
早速ですが、この3メーカーの製品は明らかに個性が異なります。
- 音質
- 付加機能
- コスパの良さ
- PCとの連携の安定性
それぞれ違います。
その中でも特に違うのが音質と付加機能部分。
音質の良い悪いはあるのか?
僕の結論ですが、
音質に関しては3つのうちどれが一番とかはないです!
ただ、どれが一番好きな音か?で評価が分かれるだけだと思います。
言い換えれば、好みで選ぶしかないです。
それくらいどの機種も音は良いです。
参考までに同じマイク(Neumann M149)でオーディオインターフェスだけ変えて録音したファイルを以下アップしました。
左右で鳴っいるアコギが録音した音源になります。
プラグインは挿してませんので、録り音のまんまです。
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どれが一番好きでしたか?
どれが一番しっくりきましたか、、、?
このファイルは録音の質感検証ですが、出音も大体こんなキャラです。
RME
クリアで透明感のある音。一番解像度が高い質感。きっちりかっちりしている
Universal Audio
ロー感がありどっしりした音。ミッドもギュッとしている。ロック向けなサウンド
ANTELOPE
クリアさもありつつしっとりしている。高音のキラキラ感が特徴的。色気満点な音
と言った印象を僕を抱いております。
一番どのジャンルにも合いそうで、かつ平均値が高いのはRME。
ロック系やバンドものメインだったらUniversal Audio。
抜けの良いサウンドで且つエロさ(表情?)も欲しい場合はANTELOPE。
って感じでしょうか。
ANTELOPEの音は、まだまだ捉え切れてない部分がありますが、、、
RMEとUniversal Audioはガッチリキャラが別れた音をしています!
便利な付加機能がついているUAとANTELOPEの違い
UAとANTELOPEには、マイクプリアンプの音をモデリングプラグインで変える機能がついています。
RMEにはありません。
UAのユニゾン機能はとても有名。
この機能、個別のマイクプリを現在お持ちでないならすごく便利です。
オーディオインターフェース付属のマイクプリとは思えないような音になります!
NeveやAPIやSSLといったレジェンド機材の質感に近づけられます!
UAのUNISON機能についてはこちら👇
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UAとANTELOPEならどっちの方がモデリング機能が上?
ではUAとANTELOPEだったらどちらの方がモデリング能力が上なのか?
と言うと、、、やっぱりUAが上だと思います。
種類も質も、何よりブランディングの仕方がうますぎます(笑)
安心して使える。
ただ、ANTELOPEも今後モデリングプラグインの開発に力を入れていくようですので、
後々は評価が変わってくるかもしれないですね。
UAの凄みはなんと言ってもUADプラグインが使えること!
さらにUAにはマイクプリのモデリング機能だけでなく、
高性能なコンプやEQのモデリングプラグインが使える利点があります。
ご存知、これらはUADというプラグイン。
UADはLA2AやFAIRCHILDやPULTECなどのヴィンテージ機材を、
超精緻にモデリングしています。
リバーブ類も一度使うと手放せなくなっちゃいます。
*ANTELOPEもUADのようにモデリングエフェクトを専用プラグインとして使えますが、使い方にちょっと一癖あります。
使いやすさの点でも現状UAの方が上です。
UADプラグインについてはこちら👇
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PCとの安定性が良いのは?
いかに高性能なマシンでもPCとの相性が悪いと最悪です。
その点、RMEは安定感が抜群な機種。
MACでもWINでも安定感が高いです。
UAはたまに起動がうまくいかなくことがありますね。
僕はMacで使っていますが、
DAWのサンプルレートを変えるとたまに認識しなくなります、、、。
再起動すれば元に戻りますが、RMEではこういうことは起こりません。
ANTELOPEもほぼトラブルなく、安定していますね。
とはいえ3機種とも今まで致命的なトラブルはなかったので、その点はご安心を!
コスパが一番良いのは?
この3つの中で一番コスパが良いのはどれでしょうか??
価格に絞って決めるとしたら、ANTELOPEでしょう!!
ポチップ
4chで12万(2020年当時)は、この完成度を考えると破格です、、、!
さらに、2021年待望の2chバージョンが発表されました!
ポチップ
詳しい単独レビューはこちらの記事に。
用途に合えば非常に強力なマシンとなります。
ポチップ
RMEは2chで14万ちょい。
ポチップ
UAは2ch、UADを動かすDSPが2つのやつでこちらは16万ちょい。
もしUADをMIXでも使うなら、DSPは4つ(QUAD)欲しいところ。
チャンネル数は2chで十分!でも質の高いやつが欲しい!という場合は、
RMEかUAに絞るのが良いかもしれません。
ANTELOPE ZEN GOのレビューはこちら👇
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こんな人にはこれがおすすめ
目的別、作る音楽のジャンル別に再度おすすめをまとめます。
RME製品がおすすな人
- ごちゃごちゃした機能はいらない
- 純粋に良い音のシンプルなAIFが欲しい
- 既にマイクプリなどのアウトボードを持っていて付加機能はいらない
- クリアで透明なモニター音が欲しい
- なるべくクセのない音で録音再生したい(色付けは自分の機材でする)
- リスニングでは原音忠実派だ
- ハイレゾ系の音が好き
- 高性能なクロックも欲しい
Universal Audio製品がおすすな人
- 一台で色々できるヤツが欲しい
- マイクプリなどのアウトボードをまだ持っていない
- ヴィンテージ機材の良さをプラグインで味わいたい
- ロック系が好き
- 細かく聴くより全体でノリ良くモニターする派
- 低域が粘っこい音が好き
- ハイレゾよりもレコード派だ
- 古い音も好き
- UADに興味がある
- Thunderbolt接続できるヤツが欲しい
ANTELOPE製品がおすすな人
- 一台で色々できるヤツが欲しい
- マイクプリなどのアウトボードをまだ持っていない
- コスパ良く2〜4chの入出力希望
- ロックも好きだし、クリアな音も好き
- 高域がキラッとする音が好き
- 音を聴いてテンションが上がるような質感が好き
- 音に色気を感じたい、出したい
- ANTELOPEの未来に期待できる(プラグイン拡張)
- 高性能なクロックも欲しい
僕はどれが一番良いと思ったか
そして、超個人的にですが僕が一番良かったと思ったAIFは。
でした!
RMEとANTELOPEはまだ数ヶ月の付き合いですが(元々UAユーザーです)
RMEはやっぱりモニター音がクリアでミックスチェックがしやすい!
UAは単純に音が好き。
ANTELOPEももちろん素晴らしいです。
ただ、あえてどれを選ぶかというと、RMEとUAかなー。
あとこの2つは特別個性的だなと思います。
向かってる方向がとてもはっきりしているので、使い所を分けられます。
だから2台持ってても全然併用できちゃいます(Prism Soundと一緒に3台併用中)
自分の環境で末長く使えそうという点で、この二つを選びました。
2026年現在でも第一線にいるRME Babyface Pro FSのレビューはこちら👇
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RME Babyface Pro FSレビュー|透明でフラットな音と安定性 | DTM DRIVER!
RME Babyface Pro FSを実機レビュー。透明でフラットな音の特徴、ヘッドフォン・モニターアウトの印象、録音時の傾向、TotalMixの使い勝手まで含めて、今でも選ばれる理由…
あくまで一意見としてご参考ください
冒頭に書いた通り、この3機種はどれも音が良いです。
「これじゃなきゃ良いミックスができない!」とかは一切ないはず。
もし微妙だなと思ったら、、、多分好みじゃなかったんでしょう!
それか電源環境など、別の原因があるのかも?しれません。
それほどどれもしっかりとしたAIFです。
ANTELOPE AUDIO Discrete 8 Synergy Coreのレビューはこちら👇
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まとめ
この3機種については色々なところでベストはどれか?と話題になります。
当サイトにもどれがおすすめなのかお問い合わせをよくいただきますので、
改めて僕の所感を記事にさせていただきました!
繰り返しになりますが、AIFの評価はやはり好みに寄るところが大きいと思います!
少しでもご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。