コード生成ソフトScaler2を導入してから半年ほど経ったので使用レビューを(´◔౪◔)◞!
Scaler2はPlugin Boutiqeが開発したとても便利なソフトです。
僕も制作に取り入れてかなり恩恵に預かり中なので、どこらへんが良かったのか?
こんな風に使うと便利!などをレビューさせていただきます(`・ω・´)!
目次
漠然としたネタ探しにいいらしい、けれど
Scaler2はコード進行を生成するためのソフトです。
プリセットにはかなり多くのコード進行があり、鳴らして行くと「なんかカッコいい!」進行に出会えます。
ネタが尽きた、、、。
というときに、適当にプリセットを開くと新しいアイディアが浮かぶことも(`・ω・´)!
と言われてますが、僕の場合はあまりそういう使い方をしてません。
コード進行のプリセットは洋楽っぽいのが多い
プリセットはほとんどが洋楽っぽいです。
日本の音楽っぽい進行はほとんどありません。
この点は海外のプラグインなのですごく納得。
お洒落なループ系の進行、といえばいいのでしょうか。
日本っぽい音楽は洋楽と比べコード進行がかなり細かく、所々に「泣き」のアクセントを入れたりします。
Scaler2にはそういうプリセットはほとんどありません。
プリセットからインスピレーションを受けるなら、EDMやHIPHOPのトラック作りの方が向いているかもしれませんね。
僕はプリセットはあまり使ってません。
コード進行を感覚的に作れてしまう
Scaler2の一番の目玉は、コード進行を感覚的にパッと作れる点。
基本的な進行を作るだけなら理論もいりません。
コード進行の作り方の例
例えばこんな感じで作ります。
SCALESからキーとスケールを適当に選びます。
基本はMajor scaleで。
Cキーだったら、画像の7つのコード候補が出てきます。
クリックするとコードが鳴るので、良さげな響きを下の枠にドラッグ!
コードを並べていきます。
例えば僕はこんな感じにザッと組んでみました。
7thや9thのテンションは、赤線のあたりをクリックすると候補が出るようになっています。
なんとなくいじればすぐわかるようにできています(`・ω・´)
プレイバックすると、こんな進行に!
コードが鳴る小節数などはEDITボタンからいじる必要がありますが、ザッとコードを並べるだけでそれっぽい進行が作れちゃうのがすごいですよね。
ピアノの音はScaler2の音デフォルトの音です( ・ὢ・ )
ドリーミーな雰囲気で意外とこのままでも好き。
Scaler2は曲のアレンジで使うとすごく便利!
このようにコード進行を感覚的に素早く作れますが、僕は自分でコード進行とメロを作った後にScaler2を使うことが多いです。
つまり、曲をアレンジする時ですね( ・ὢ・ )!
特にフレーズの自動生成が便利すぎてズルしてるようなレベル(笑)
自分でフレーズ作るのが億劫になってしまいました、、、いかん。
コードからフレーズを自動生成する
Scaler2で先ほど組んだコードは、ジャーンと鳴らすだけでした。
ここから様々な奏法に変更することができます。
つまりフレーズを一瞬で自動生成してくれるんです。
ざっくり書くと、赤丸あたりをいじればScaler2がフレーズを勝手に作ってくれます( ・ὢ・ )!
コード進行
先ほど作ったコード進行。
フレーズ生成1
切ない感じ。
フレーズ生成2
アルペジオっぽい感じ。
無言のピアニスト
このように、コード進行さえ作ってしまえば、ピアニストに演奏をお願いしているような状態になります(`・ω・´)
どんなに無茶なテンポでも、真夜中でも、文句を言わず弾いてくれます。
例えばこんなバカなことも、、、。
しかも、フレーズが普通に素敵です。
補助的に使えればラッキーかな?とか思ってましたが、ハマる曲だったらそのまま使えてしまいます(バレたら恥ずかしいですけど)
曲の雰囲気をガラッと変えたい時にも効果的。
メインではなくバックで鳴っているくらいのピアノだったら、十分実用的だなと僕は思ってます。
正直バレなかったらメインで使いたい時もあります、、(;´༎ຶД༎ຶ`)
コード進行やフレーズはドラッグ&ドロップで書き出せる
また、Scaler2で生成したコードやフレーズは、MIDIデータとして別トラックに書き出すことも可能です。
しかもドラッグ&ドロップで一瞬です。
コード進行をまとめてドラッグ&ドロップでMIDIを書き出せます。
自動生成されたMIDIデータ。
これは。ピアノが苦手な人(僕)にはかなり画期的でしょう。
MIDIのタイミングをもっと人間っぽくずらしたデータで書き出すこともできます。
ボタン一発です。
ここができたらもっと良いのになポイント
Scaler2はまだまだ発展途上なのか「ここが微妙」というレビューも良くみます( ・ὢ・ )
個人的にはコードをオンコードで表示できないのがとても不便だなと思います。
いわゆる分数コードの表記ができないんです。
これができたら作業スピードが更に上がるのにな〜。
と次のアップデートで改善されないか期待中(`・ω・´)!
現状、オンコードは別のコード表記になっているのもの(響きは一緒)を代用して使う必要があります。
そうすると複雑な表記になる事があるので、頭がこんらがります、、、。
使い方が色々あるソフト
人によって役に立つポイントが変わってきそうですよね(`・ω・´)
Plugin Boutique Scaler 2
今後はこういうソフトがどんどん進化していくのでしょうかね。
楽しみでもあり、少し不安でもあり、、、でも、やっぱりワクワクします。
現在購入できる場所はPlugin Boutiqueしか?ないようです。
よろしければ利用方法などこちらの記事も併せてご参考ください(´◔౪◔)◞
あわせて読みたい
Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方とアカウント作成方法!【プラグインブティック】
頻繁にプラグインのセールを行っているPlugin Boutique。 DTMerならこのサイトを利用しない手はありません。 海外のサイトなので英語だらけですが、慣れれば利用も簡単...
まとめ
Scaler2を半年制作で使ってみてのレビューでした!
この動画を見ると、僕はまだまだ使い方がわかっていないんだなー、、、と思います。
勉強しなければ。
適当に使っていてもなんだかんだ役立ってるのが、Scaler2の凄いところかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!