Logicのステレオパン使用には、気をつけるべき点があります(´◔౪◔)◞
Logicのパンはステレオ音源だと2つ種類があります。
デフォルトのまま使っていると、知らぬ間にステレオ感を損ねているかもしれません。
その理由、パンの切り替え方、響き方の違いについてを!
パンの種類による音の変化もご用意しました(`・ω・´)
*この記事ではバイノーラルパンについては触れません
目次
Logicのパン
ロジックのパンはモノラル音源では普通のpanしかないですが、ステレオだと
の二つの種類があります。
デフォルトだと全て「バランス」に設定されています。
実はこのままパンを振っていると、せっかくのステレオ感を損なっている可能性があります。
ケースによりますが、僕はステレオ音源のパンは基本的に「ステレオパン」にすることにしています。
こちらの方がパンを振った時にステレオ感がちゃんと残るからです。
その理由は後ほど。
パンの種類による定位感の違い
先にそれぞれのパンがどんな風に違うのか?
同じギター音源(ステレオ)をパンの種類を変えて並べてみます( ・ὢ・ )
パンの種類は、
の3つです。
3つとも、左に28振っています。
モノラルパンは、ステレオ音源のトラックをモノトラックに変えて振りました。
*ヘッドフォンで聴くのが分かりやすくておすすめです(`・ω・´)
モノラルパン
バランスパン
ステレオパン
感想
全て同じ音源ですが、音の広がりや定位感が全然変わってきますよね(`・ω・´)
モノラルとステレオ音源の広がりが違うのは当たり前ですが、同じステレオ音源でも
は全然定位感が変わってきます。
バランスパンとステレオパンの違い
2つのパンは
- バランスパン→モノラル2本の音量差で定位を変えている
- ステレオパン→モノラル2本の定位自体を変えている
という違いがあるので、こんな音の変化が起きるようです( ・ὢ・ )
昔はLogicのパンはバランスパンしかありませんでした。
僕がDTM始めた頃は確かにそうだった気がします。
今思うと、信じられないですね(;´༎ຶД༎ຶ`)(ProToolsはステレオパンだったのに)
ここが今では改善されて、ステレオパンも選べるようになったようです。
良かったです(`・ω・´)
ステレオ音源のパンの種類を変える方法
パンの種類の変え方です。
当然ですが、ステレオ音源でないとステレオパンは使えません。
もしステレオ音源がモノラルトラックになっていたら、赤丸部分のように○が一個になっているので、ここをクリックします。
そうすると丸が二つ重なるマークになりステレオトラックに変わります。
そしたら、青丸部分の「Stereo Out」をクリックします。
デフォルトでは「バランス」になっているので、変える場合は「ステレオパン」を選択してください(`・ω・´)
用途に合わせて選択を
「ステレオパン」の方がステレオ感が出ますが、そこまで広がりがいらないパートでしたらあえて「バランス」にしたり、モノラルに変えてしまうのも手です。
「ステレオパン」もあくまで選択肢の一つですので、ケースバイケースで決定してください(´⊙౪⊙)۶
しかし、もし「ステレオパン」のことを知らずにパンしていたとしたら、、、
作品が勿体ないので是非お試しくださいませ!
まとめ
Logicのステレオパンの種類の違いについてでした!
パンには「Binaural Pan(バイノーラル パン)」というサラウンド風になるパンもあります。
同じ選択タブから選べるので、こちらも試してみると面白いです( ・ὢ・ )
バイノーラルはモノラルにもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました!