ゲットしちゃいました新しいPresonus Faderport!
DAW用のフィジカルコントロールです。
V2の名を冠した本機は、前機種Classic(初代はすでにそう呼ばれています)からどれだけ進化したのでしょうか。
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort V2 サウンドハウス
Classicの使用経験もありますので、その時のことを思い出しながら使ってみました。
また先日もレビューしましたが、フィジカルコントローラーのKorg nano kontrolとの使用感の違いについても。
目次
高級感のある本体に胸が高鳴る!
早速届きました。もう箱からしてテンション上がります!
開封!
本体!
Classicよりもぱっと見で高級感がある艶をしています。
表面はメタル仕様。
背面や側面はプラスチック。
結構ずっしりしています。
Classicと違い、USBのバスパワーのみでは動かないようです。
付属のACアダプターからの電源供給が必要。
フットスイッチは何に使うんだろう?
なんじゃこりゃ?
と思ったら、本体裏に貼り付ける滑り止めの「あし」でした。
自分で装着するんですね。
新型Faderportはセットアップが超簡単!
前バージョンではPCに本体を認識させるためのセットアップが非常に大変で、トラブルが頻発していました。
これはネット上でもよく散見されますよね、、、。絶望的。
僕も何度も失敗しながら、やっとこさセットアップに成功した記憶があります、、、。
今回も多少覚悟はしていましたが。
全然問題なかった(´◔౪◔)◞ !
セットアップは以下のとおり。
[timeline] [tl label=’手順1′ title=’専用ドライバを公式HPからDLしてインストール’] こちらからご使用のPCのOSに合わせたドライバをDLする [/tl] [tl label=’手順2′ title=’FaderPort本体のセットアップをする’] 説明書に沿って自分が使うDAWソフトの設定を本体に読み込ませる(ボタン一発) [/tl] [tl label=’手順3′ title=’DAWを立ち上げる’] フェーダーが「シュッ」と立ち上がる! [/tl][tl label=’手順4′ title=’セットアップ完了!’] これでもう使えます! [/tl] [/timeline]
以上!
これだけという簡単さ。
20分かかったかな?というくらい。
正直肩透かしをくらいました( ゚ ω ゚ )
当時、散々ネットサーフィンしてFaderportの不具合情報を探したあの苦労はなんだったんだ汗。
ちなみに僕はLogicを使ってますが、一発で使うことができました。
プロツールスやLiveやCubaseなどでも同様にサクッと使えることでしょう。
Classicとの大きな違い
それではこの新型と前機種との比較について!
セットアップが楽!
先ほども書きましたが、一番大きな違いはセットアップが超絶スムーズになった点です。
以前はこんな当たり前のことができてませんでした。
それでもフェーダーの「シュッ!」に憧れてみなさん果敢に挑戦されていたわけですが、、、。
今回はそんなストレスが0で使用開始することができます( ゚Д゚)!!イエイ!
デザインがかっこよくなった!
そして次に、見た目のデザイン性が大幅に向上しています!
デザインについては、人それぞれで好みはあるかと思いますが、それでも今回のデザインはかっこいいと思います。
LEDの光り方も現代的で明るいです。
体感的にClassicの2倍ぐらい明るい気がします(眩しいわけではない)
テンション上がります!
操作性がアップした
そして3つ目は、本体が若干大きくなって操作性が上がったように感じます。
中心にあるエンコーダー(丸いつまみ)も慣れてくると非常に使う場面が多く便利です!
具体的にはファイルの波形拡大やパン、再生位置を精密に変更したりできます。
これ、地味ですがすごく便利。
PCのキーボードを使う手間が大幅に省けて作業効率がかなりアップしました。
また再生ボタンが一回り大きいデザインも使っていくうちに「なるほど、良いね!」となりました。
再生ボタンってホントものすごくたくさん押してるんですね。
そんなことに気づくくらい、再生ボタンの押し心地がよろしい。
パンっ!と押せるのでテンポよく作業が進みます。
他に違いはあるのか?
それ以外は特に違いはないのかな、、、と。
高級感はv2の方がありますけど、前述の部分以外ではClassicもまだまだ使えるフィジカルコントローラーだと思います。
ヤフオクとかでも最近よく見かけますので「とりあえずフェーダーがオートで動くフィジコン欲しい!」という場合はClassicに行くのもアリではないでしょうか!
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort Classic サウンドハウス
残念だった部分
これはClassicとの比較とかではないですが、ちょっと残念に思ったところもありました。
ACアダプターが邪魔かも?
バスパワーじゃ動かないのでACアダプターで動かします。
この配線がセットする場所によっては邪魔に感じます。
なるべく作業スペースはスッキリさせたい方には煩わしく感じるかも。
設計ミス?本体の傾斜が、、、
Faderport本体を真横から見ると再生ボタンの方向に傾斜がついてるんです。
フェーダーを動かそうと本体下部に手を強めに乗っけるとこの傾斜のせいで本体が手前に浮き上がってしまうという、、、。
これ設計ミスか?とちょっと思ってしまいました。
多少気を使って使用すれば大丈夫ですけど。
この傾斜の隙間に何かものを挟んだ方が安定しそうです。
Classicではこんなことはなかったですね。
Korg nano kontrolとの操作感の違いについて
そもそも比較することが間違っている気がしないでもないですが、もしかしたらnano kontrolから乗り換えようとする方もいるかもしれないのでお節介ながら。
僕はnano kontrolを最近もずっと使ってましたが、とても良いフィジコンだと個人的に思っています。
あのサイズで8トラック同時にフェーダー動かせるとか、神。安いし。
ただ、細かい作業をフィジカルコントローラーに求めたい場合はやはりFaderportの方に軍杯が上がります。
これはもうしょうがないですね、、、。
フェーダーの位置もDAW側に追従するので、セッションファイルを立ち上げた時のフェーダー位置の再現性も完璧です。
逆に、サクッとデモを作ったりとりえずDAW上で作曲をする場合にはnano kontrolでも十分な気がします。
Faderportを使えばZOOM機能も強力なので、テイクをエディットしたい時非常に助かりますよ〜。
DAW上での作業により深くフィジカルコントローラーを組み入れたい場合は、Faderportをオススメできます(ꀀꎁꀀ)
KORG ( コルグ ) / nanoKONTROL 2 BK サウンドハウス
まとめ
というわけで、これから更に使い込んでまた気づいたことがあれば追記していきたいと思います。
トータルで考えると、新型Faderportは非常に使い心地が良く、値段以上の価値があると現状感じています。
本体上部の冷たいメタル部分に触れるだけでなぜだかテンションが上がるという、、、、。
Faderportには1chの他にも8chや16chの大型のものもありますが、僕は1chで十分だなと。
操作したいトラックの変更もボタンを数回押せば簡単にできるので、その度に「シュッ!」と動くフェーダーを感じながら、作業に勤しもうと思います。
それではお読みいただきありがとうございました!
PreSonus FaderPort DAWコントローラー
PreSonus FaderPort(旧型) MIDIコントローラー
KORG nanoKONTROL2 BK ブラック USB MIDIコントローラー