DTMでMIDIコントローラーを使うべきかどうか。
なくてもDTMは普通にできます。
ただ、実際にいろいろ使ってみると、編集が楽になる機材もあれば、フェーダーやノブを触ること自体が楽しい機材もあります。
そのためMIDIコントローラーは、単純な「おすすめ」だけで選ぶより、何を手元で操作したいかから考えた方が分かりやすいです。
MIDIキーボードだけでなく、DAW操作用のフィジカルコントローラーや左手デバイスまで含め、これまで実際に使ってきた機材を役割ごとに整理して紹介します。
目次
結論|MIDIコントローラーは何を手元で操作したいかで選ぶ
MIDIコントローラーは、大きく分けると役割が違います。
- 編集作業を速くしたい → ジョグ・再生・RECを操作するDAWコントローラー
- ショートカットをまとめたい → 左手デバイス
- EQやコンプをノブで触りたい → プラグイン専用コントローラー
- 複数フェーダーを省スペースで使いたい → 小型フェーダー型
- MIDI鍵盤も1台にまとめたい → 鍵盤一体型
どの方向を求めるかで、選ぶ機材はかなり変わります。
編集作業を速くするDAWコントローラー|ジョグ・再生・RECを手元で操作
再生、停止、REC、ズーム、再生位置の移動。
こうしたDAW操作を手元で処理したい場合は、ジョグホイールやトランスポートボタンを備えたタイプが使いやすいです。
特に編集作業では、右手でマウスを使いながら左手でジョグを動かせるだけでも、作業の流れが止まりにくくなります。
SSL UF1|操作感と質感のバランスが良かった
SSL UF1は、僕が使った1フェーダー型のDAWコントローラーの中でも、操作感と質感のバランスがかなり良かった機材です。
ジョグ、トランスポート、1本のモーターフェーダーをまとめて使えるので、編集作業とフェーダー操作の両方を1台で行えます。
効率だけでなく、実際に触っていて気持ちいいという部分も大きかったです。
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PreSonus FaderPort V2|シンプルな1フェーダー型
PreSonus FaderPort V2も、同じく1フェーダー型のDAWコントローラーです。
再生や録音などの基本操作とモーターフェーダーをシンプルにまとめた機材で、僕も長く使っていました。
SSL UF1ほど多機能ではありませんが、1フェーダー型の使いやすさを実感した機材です。
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ICON Platform Nano|ジョグホイールが使いやすかった
ICON Platform Nanoも、ジョグとトランスポート操作を中心に使えるDAWコントローラーです。
特に印象に残っているのがジョグホイール。
オーディオ編集で拡大縮小や再生位置を動かす時にかなり使いやすく、僕が「フィジコンはジョグが重要」と感じるきっかけになった機材の一つです。
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ショートカットと編集操作をまとめる左手デバイス
フェーダーは必要ないけれど、編集操作やショートカットを手元へまとめたい場合は、左手デバイスが使いやすいです。
TourBox Elite|ダイヤルとボタンで編集操作をまとめられる
TourBox Eliteは、複数のダイヤルとボタンを左手で操作できるデバイスです。
ズーム、再生位置の移動、ショートカットなどをまとめて割り当てられるので、DTMの編集作業とも相性が良かったです。
個人的にジョグホイール系の操作はフィジコンの効率面でかなり大きいと感じていて、TourBox Eliteはその部分をコンパクトに使えるのが魅力でした。
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Stream Deck|ショートカット操作をまとめたい時に便利
Stream Deckはジョグホイールこそありませんが、ボタンへショートカットを割り当てて操作をまとめる用途に向いています。
REC、再生、Undoなど、頻繁に使う操作を専用ボタンとして並べられるのが便利です。
DTM以外のPC作業にも使えるので、音楽制作だけに限定されないのも特徴です。
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プラグインをノブで操作する専用コントローラー
ここは編集効率とは少し違う方向です。
画面上のEQやコンプをマウスで操作する代わりに、手元のノブからプラグインを操作します。
僕の場合、このタイプは速さよりも触りながらミックスする感覚に価値を感じました。
SSL UC1|SSL Nativeプラグインを物理操作できる
SSL UC1は、SSL Native系プラグインを専用のノブやボタンから操作できるコントローラーです。
EQやコンプをマウスではなく手元で触れるので、コンソールを操作しているような感覚でミックスできます。
僕にとっては、単純な時短以上に、プラグインへ向き合う感覚が変わるところがおもしろい機材でした。
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Softube Console 1|コンソールを触るようにミックスできる
Softube Console 1も同じく、対応するプラグインを専用ハードウェアから操作するタイプです。
僕は効率化より、ノブを触りながらミックスすること自体の楽しさを強く感じました。
画面だけで操作する時とは違う感覚でミックスできるのが、このタイプの大きな魅力です。
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省スペースで複数フェーダーを使うタイプ
1本のモーターフェーダーより、複数トラックをまとめて触りたい場合は小型のマルチフェーダー型も便利です。
KORG nanoKONTROL2|小型ながら8本のフェーダーを使える
KORG nanoKONTROL2は非常にコンパクトですが、8本のフェーダーとパンポットを備えています。
モーターフェーダーではなく、フェーダーのストロークも短めですが、複数トラックの音量をまとめてざっと整える時には便利でした。
特にデスクスペースをあまり使わず、複数フェーダーを手元へ置きたい場合に使いやすい機材です。
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MIDI鍵盤とコントローラーを1台にまとめるタイプ
MIDI鍵盤も必要なら、鍵盤とDAWコントロール機能をまとめたタイプもあります。
Arturia KeyLab Essential|鍵盤・録音操作・フェーダーをまとめられる
Arturia KeyLab EssentialはMIDIキーボードですが、再生、録音、Undo、Redoなどの操作に加え、ノブやフェーダーも備えています。
僕はMIDIをリアルタイム録音する時、録り直し操作を手元で繰り返せるところに便利さを感じていました。
鍵盤入力とDAW操作を1台にまとめたい場合は、このタイプが分かりやすい選択肢です。
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MIDIコントローラーは何を基準に選ぶ?
選び方は、何を手元で操作したいかを先に決めるとかなりシンプルです。
- 編集を速くしたい → ジョグ+トランスポート系
- ショートカットをまとめたい → TourBox・Stream Deck系
- EQ・コンプをノブで触りたい → UC1・Console 1系
- 複数フェーダーを省スペースで使いたい → nanoKONTROL2系
- MIDI鍵盤も1台にまとめたい → KeyLab Essential系
一台ですべてを解決しようとするより、自分が一番面倒に感じている操作から選ぶ方が使い道を決めやすいです。
まとめ|何を手元で操作したいかから選ぶ
MIDIコントローラーはDTMに必須の機材ではありません。
ただ、編集、ショートカット、フェーダー操作、プラグイン操作、MIDI鍵盤など、手元へ移したい操作がはっきりしていると便利です。
僕自身いろいろ使ってきましたが、効率面ではジョグホイールやショートカット、触る楽しさではフェーダーやノブに大きな価値を感じてきました。
まずは「何を楽にしたいか」「何を手で触りたいか」から選ぶと、自分に合うタイプが見つけやすくなります。
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