DTMを始める時にまず第一の関門になるドラム(リズム)の打ち込み方についての解説です。
楽器をやったことがなかったり、バンドを組んだ事が無い方にはドラムって一体どこがどうなってリズムになっているのだろう、、、ってなかなか解り辛い部分だと思います。
僕も自分でDTMを始めてから数年間は、過去にバンドをやっていた経験があるにもかかわらず、ドラムの太鼓のキットの種類や役割、果てはその名前とか、全くよくわかっていませんでした(汗)
特にわからなくても、当初は何となくリズムを打ち込みながら遊んでいたので気にもならなかったのですが、、、、
「さて、ちょっとリアルにドラムを打ち込んでみよう!」
って、ある日その気になった日があって、その時始めてドラムという楽器の構造を理解してみようと思ったのでした。
なのであまり深く考えなくてもリズムを作ることはできるので安心してください。
なにもリアルが良いというわけでもないのが、現代の音楽の感覚でもあるので、とりあえず打ち込みのやり方を覚えてみて、自分なりに色んなパターンをとにかく作ってみる事をまずお勧めします。
始めの一歩を乗り越えたら、後はひたすらパターン作りを楽しめばあっという間に上達します。
ふと気づけば、あなたもすぐに中級者です。
まずは8ビートから
DTMなら簡単にドラムを鳴らしてリズムを作る事が出来ます。
ちょっとコツをつかめば、そこから先はもはや人間の業を超えたプレイを鳴らす事すら夢ではありません。
まずは基本の知識をつける前に、是非一度この動画を見てイメージを掴んでみてください!
なんとなくDTMでドラムを鳴らすイメージがついたでしょうか、、、??
僕はdawソフトは基本Logicを使っているので、画面はLogicですがどのソフトを使っていてもやることはだいだい同じです。
ドラムは5つの基本キットで構成されている
ドラムの最も基本となる部分は、
キック、スネア、ハット。
この3つのキットを組み合わせれば、ドラムらしいリズムがまず作れます。
キックはビートでいう”ドンドン”というところ。
EDM系だと、ここのかっこよさが最も重要になってきますね。
スネアは”っタン!”や”スタンっ!”という音を出す部分。
メロコアやファストコア系を聴くと一番目立ってるリズムの部分です。
ハットは”チッチ”や”ツツチャー”といった、金属的な音がする部分です。
ビートのテンポ感を最も伝え易く表現するためのパートです。
これらにさらにアクセントやダイナミックさを加える為に、
シンバル、タム、といったキットを適材適所で加えていきます。
シンバルは「バシャーン!」と、だいたいビートパターンの一拍目に置いて場面の切り替わりや、サビなんかだと「サビ入りましたよー!」的な派手さを加える効果を狙って使います。
タムは、”フィル”というリズムパターンの切り替わりの時に、その変化を滑らかにしたり逆に変化を浮き立たせて「いくぞー!」的な雰囲気を加えて曲の流れを盛り上がらせるために使ったりします。
ちなみにフィルは”おかず”なんていったりもしますね。
ご飯(メインのビート)をよりおいしくするために欠かせないものって事ですね。
だいたいこんな感じの基本パートの役割がわかれば、まずはどんなビートでもいい感じに叩けます。
というか鳴らせます。
動画で鳴っているのは8ビートというパターンで、ロックビートの基本と言われているくらい王道中の王道のパターンですが、例えば、キック、スネア、ハットの位置をずらしてビートのパターンを構成してみるとまた違ったノリがでます。
キットの置き場所を変えて色んなパターンを作ってみよう
次の動画をみてみてください。
キットの鳴るタイミングをずらしてみました。
このような感じにするとダンスっぽいビートになります。
いわゆる”裏打ち”というパターンです。
最後の方でテンポを上げてみましたが、ロックのダンスチューンっぽいビートになっていきます。
この動画ではタムはあまり出て来ていないので、それはまた次の機会に。
まとめ
このようにドラムの基本は、
1キック
2スネア
3ハット
4シンバル
5タム
の5つ。
これらの役割をなんとなく知っておくと、リズムを作っていく上でよりスムーズにイメージが湧くようになるかもしれません。
EDMのようなシンセドラムを使ったパターンでも基本は上記の5つのキットで構成されているので、このキットの理解は全てのジャンルに通用します。
シンバルやタムにもさらに細かい種類があるのですが(フロアタム、ハイタム、ミドルタム等々、、、)、それはまた別の機会に掘り下げていきましょう。
とりあえずドラムには5つの基本の種類があるのだと認識しておけば大丈夫です!
是非自分でも色んなパターンを作ってみて、あなただけの個性的なグルーブを生み出してみてください!
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