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DTM用モニターヘッドフォン比較まとめ|音の違いと使い分けを全体マップで整理

これまでモニターヘッドフォンはいくつか実際に使ってきましたが、やっていく中で「全部同じじゃないな」というのはかなりはっきり分かれてきました。

どれが一番いいか、というよりも、それぞれ見えやすいポイントが違うという感覚です。

全体のバランスを見るもの、細かい粗を見るもの、低域や奥行きが見えやすいもの、空間を自然に確認しやすいもの。それぞれ役割があります。

その違いを、僕が実際に使ってきた中で感じた位置として2026年版に整理しました。

目次

基準・全体バランスを見るモニターヘッドフォン

まずは全体を見るための基準ポジションです。

audio technica ATH-M70x

今の自分の中ではATH-M70xが基準になっています。

低域から高域までの繋がりが自然で、どこかだけが強く出る感じも少なく、全体のバランスを判断する時に使いやすいです。

他のヘッドフォンで気になった部分を、最後にM70xへ戻って確認することもあります。

ATH-M70xのレビューはこちら👇

粗・ノイズ・違和感を見るモニターヘッドフォン

細かいノイズや違和感、処理の甘さを確認する時のポジションです。

SONY MDR-CD900ST

音が一つ一つ前に出てくるような鳴り方で、細かい部分が目立ちやすいです。

低域や奥行きを見るというより、ノイズや処理の甘さなど、細かい粗を確認する用途では今でもかなり分かりやすいポジションにあります。

MDR-CD900STのレビューはこちら👇

長く使ってイヤーパッドが劣化した時の交換方法も別記事にまとめています👇

低域・ローミッド・まとまりを見るモニターヘッドフォン

低域やローミッド、音全体のまとまりを別の角度から確認するポジションです。

SONY MDR-7506

MDR-7506は低域やローミッドのまとまりが見やすく、MDR-CD900STよりも低域を含めた全体を確認しやすいです。

音の繋がりが少し柔らかく感じられて、低域やローミッドのまとまりを別の視点から確認する時に使いやすいです。

MDR-7506のレビューはこちら👇

自然さ・奥行き・空間を見るモニターヘッドフォン

密閉型とは違う角度から、自然な鳴り方や奥行き、空間を確認するポジションです。

audio technica ATH-R70x

ATH-R70xは、誇張の少ない自然な鳴り方と、広いステレオ感が印象的です。

細部を拡大して見るというより、自然な鳴り方の中で全体や空間を確認する時に使いやすいです。

ATH-R70xのレビューはこちら👇

AKG K240 MK2

K240 MK2は低域と奥行きがかなり見えやすいです。

解像度を見る方向ではありませんが、低域の出方や前後の奥行き、空間を密閉型とは違う角度から確認できます。

K240 MK2のレビューはこちら👇

AKG K240 Studio

K240 Studioは、K240 MK2とかなり近い方向の音でした。

低域・奥行き・空間を見るK240系の特徴はしっかり感じられて、実際に聴き比べてもMK2との差はかなり小さかったです。

K240 Studioのレビューはこちら👇

高域・分離感・明瞭度を見るモニターヘッドフォン

高域や一音一音の分離、明瞭さを確認する時のポジションです。

AKG K271 MK2

K271 MK2は低域が控えめで、高域や分離感が見えやすいタイプです。

一音一音もタイトに感じられて、同じAKGでもK240系より明瞭度を見る方向。ステレオ感も広めに感じました。

K271 MK2のレビューはこちら👇

低域・空間・ふくよかさを見るモニターヘッドフォン

低域の見え方と、広めの空間、ふくよかな鳴り方が印象に残ったポジションです。

YAMAHA HPH-MT8

HPH-MT8は低重心で、低域が見やすく、全体にふくよかな鳴り方をします。

空間も広く感じられて、細かな分離を見るというより、低域・空間・全体バランスを確認する時に使いやすい印象でした。

HPH-MT8のレビューはこちら👇

低重心・レンジ・空間が印象的だったモニターヘッドフォン

ここは長期使用で固まった位置というより、導入時に他のSONY機と比較した時の印象です。

SONY MDR-M1ST

MDR-M1STは、導入時にMDR-CD900STやMDR-7506と聴き比べた中では、低音が豊かで重心が低く、レンジと空間が広い印象でした。

特にローが立体的に感じられて、CD900STとはかなり違う位置に聴こえました。

MDR-M1STのレビューはこちら👇

モニターヘッドフォン全体マップの見方

ここに並べているのは優劣ではなく、それぞれの位置です。

実際には役割が重なる機種もありますし、「この用途なら必ずこれ」と完全に分けられるものでもありません。

あくまで僕が実際に使ってきた中で、何が見えやすかったかを基準に配置しています。

どれを最初に選ぶか、そこから何を足していくか、実際の組み合わせや運用はこちらでまとめています👇

マイク・AIF・電源・吸音まで含めたDTM機材全体マップはこちら👇

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