DTMにハマって行くと欲しくなってくるのが有料のドラム音源ですよね(´◔౪◔)◞
DAW標準付属音源もクオリティーが高くなっていますが、有料版はまだまだその上を行きます。
絶対に選択を間違えたくない方にオススメな定番ドラム音源はただ3つ!
この中から選べば、絶対に間違いなしです( ・ὢ・ )
*過去記事を加筆修正しました
目次
スピード重視で打ち込みたいならAddictive Drums2がオススメ!
とにかくドラムの打ち込みに時間を使いたくない。
手っ取り早くかっこいいフレーズをぶち込みたい!
という方にオススメなのが、Addictive Drums2!
僕も普段作曲で使っていますが、
とDTM用途なら真っ先にオススメできるドラムソフトです(´⊙౪⊙)۶
XLN AUDIO / Addictive Drums 2: Custom Collection サウンドハウス
有料ドラムとしては比較的導入しやすい価格なのもGood!
ADpakというキット(音色)を買い足すことで、様々な鳴りを足して行くことも可能。
初めて買う場合は、ADpakなしでも十分たまげる音をしています。
「すんげー!カッコいい!!」
とAddictive Drums2を初めて鳴らす時、あなたは必ず笑みをこぼすことでしょう、、、。
僕は、そうでした(笑)
初めから音色がカッコよく加工されています。
つまり、余計な音作りをせずスピーディーに曲作りを進められるということ。
4:40あたりから音の感じが聴けます。
Addictive Drums2の音、特にデフォルトで鳴る音はネット上の至る所で聴けます(笑)
特にアニソンやボカロ曲は「ああ、Addictive Drums2だ」と思う曲が多い(`・ω・´)!!
それだけ人気がある音源ということです。
選べるリズムパターンも豊富です。
適当に選んでトラックに貼り付ければそれだけでグルーヴィーに。
ちまちまとMIDI画面を開いて打ち込んで行く必要もありません。
xlnaudio Addictive Drums 2 Studio Pop【ADpak】【ダウンロードコード商品】
Addictive Drums2を買えば訪れる幸せなこと
Addictive Drums2を買うことで得られる幸せをまとめますと
- 何もしなくてもかっこいいドラムの音を鳴らしてくれる
- 音作りを省いてスピーディーに作曲を進められる
- リズムパターンをトラックに貼り付ければグルーヴィー
- 動作が軽い
- コスパが良いのでお買い得感を味わえる
もちろん細かい音色の編集もできます。
音色にこだわりたい時は、エディット画面からちまちま弄って行くことも可能!
職人の手にかかれば、さらにリアルなドラムの音にも変化できるのもAddictive Drums2の特徴。伸びしろあります。
Addictive Drums2の弱いところ
Addictive Drums2に欠点はあるのでしょうか??
もちろんあります。
完璧なソフトなんてないですからね( ・ὢ・ )
単体で聴くと文句なしにかっこいいんですが、
- ミックスを進めて行くと音が奥に引っ込んで行きがち。
- ミックスに混ぜると音が引っ込みがち。
ですので、しっかりとした音源に仕上げたい場合は音色を編集する腕を上げる必要があります。
とにかくサクッとDemoを作るレベルとかだったら全く問題ないんですけど!
デフォルトの音がありふれすぎてしまい使ってるのがバレる!
前述のようにデフォルトの音がカッコよすぎるので、いろいろなところで耳にします。
Addictive Drums2を使っている人なら「あ!」となりやすいです。
そのまま使うのはちょっと恥ずかしい、、、。
つまり人に聴かせる段階では、ある程度音色を編集する腕を上げる必要があります。
Addictive Drums2のまとめ
僕の中では一番のオススメはAddictive Drums2!
弱点もありますが、それを補って余りあるパフォーマンス力は抜群!
ある程度の編集力を身につければ他の人と音が丸かぶりすることもなくなります。
XLN AUDIO / Addictive Drums 2: Custom Collection サウンドハウス
とにかく音がリアル!ドラム音源の王様BFD3!
「良いドラム音源が買いたいんですけど!」
と尋ねられれば、どの先輩DTMerも必ず口に出すであろう大定番音源。
それがBFD3!
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3 サウンドハウス
何と言っても、音のリアルさでは他の追随を許しません。
本物の生ドラムの録音音源を知っている方ほど、BFDを賛美する傾向にあります。
本物の生ドラム録音ってマイクをたくさんキットの周りに立てるんですけど。
-0:33あたりのようにたくさんマイクを立てます-
そうすると、キックのマイクにスネアの音が入ってしまったり、逆にスネアにもキックの音が入ってしまったりと、かなりカオスな状態になります。
そう、ドラム録音はカオスとの戦いなんですね。
そのカオスをどうキレイに整えて行くのか、、、がドラムミックスの楽しさでもあります。
逆に言えば、このカオスがあってこその生ドラム!とも言えるわけです。
キット同士が極端にセパレートされすぎていると逆に不自然に聴こえます(おじさん世代になればなるほど)
BFD3はそんなカオスな部分もしっかりとシミュレーションしてしまっているんです!!
音の被りまで再現しているってすごくないですか?
しかもかぶせる音量まで変えられるというマニアックさ。
僕はドラムミックスの勉強用にも昔使ってました。
BFD3を買うと訪れる幸せなこと
BFD3を買うと、
- 限りなくリアルなドラムサウンドを鳴らすことができる!
- ドラムがどういう楽器なのか勉強になる
- 太い存在感のあるリズムに酔える
- ミックスしても音が引っ込まない
- 玄人感を味わえる
- 使い方をマスターしたらちょっと自慢できるかも
こんな幸せが訪れるでしょう。
BFD3の弱いところ
BFD3の欠点は?
というと、こちらにもやはり弱点がありまして、、、。
僕が使っていて思ったことを。
音作りしないと良い音にならない
BFD3はデフォルトのまま鳴らすだけだと、しっくりこない場合が多いです。
なんかもさっとしてるというか。
いじることが前提の、上級者向けな音源なイメージです。
操作を覚えるまでが大変
前述のように、各キットごとの音の被り調整や、スネアにしてもフェイズのこととかを多少は理解していないといけなかったりと、
細かいことができる分、操作も煩雑になってきます。
とにかくサクッと良い音が欲しい!という人には向いてないかもです。
動作が重め
Addictive Drums2と比べてしまうと動作が重め。
CPUがある程度スペック高めでないと、トラックが増えるとフリーズしやすくなるかもです。
音源を落とすのが大変
ドラムの音源も膨大なデータ量(55GB!)のため、DLする場合は時間がかかります。
その分音質はとても良いということですね。
Addictive Drums2と比べると値段が高め
Addictive Drums2の方が安いです。
それでもひと昔前に比べたら、BFD3も随分安くなりました!
僕が買った頃は3万円台半ばくらいだったような、、、。サウンドハウスだと特に安いですね。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3 サウンドハウス
ただ、使いこなせれば圧倒的に生ドラムの音になります。
打ち込んだと言われなければ多分、わからないんじゃないかというレベル。
僕は気づかない自信があります! !!
そもそもドラムの音だけに集中して音楽を聴くのは、ドラマーだけ。
ドラマーは異常に聴ききますからね、ドラムの音を。自分の音を。
一般リスナーが音源全体を聴いている限りでは、絶対に見分け(聴き分け)がつかないかと思います。
BFD3のまとめ
サクッと良い音!という感じにはもって行きづらいですが、
- じっくりソフトと向き合って1から音を詰めて行きたい!
- とにかくリアルな生ドラムサウンドが欲しい!
という玄人志向の方には絶対にBFD3がオススメです!
値段も若干こちらの方がAddictive Drums2よりも高いだけです。
使い方を解説したサイトもたくさんありますので、勉強しながら使いこなして行くことも不可能ではありません!
本格派のあなたへ!
膨大なライブラリーとエンジニアが神!Superior Drummer 3
前述した2つのドラムソフトに比べ、2017年より発売と若く、新進気鋭の新星Superior Drummer 3。
目玉は何と言っても、膨大なライブラリー!!
その量、なんと230 GB以上です!
TOONTRACK ( トゥーントラック ) / SUPERIOR DRUMMER 3 サウンドハウス
それに加え、僕が一番ビッときたのが、ソフトを作る際に録音を担当したエンジニアの存在。
なんとGeorge Massenburg(ジョージマッセンバーグ)さんが録音担当というではありませんか( ・ὢ・ )!
録音のハード機材に興味がない方にはあまりピンとこないかもしれませんが、
僕のようなオタクにとってこの方は神。
何と言ってもすごいのは、パラメトリックイコライザーの生みの親であるということ。
Massenburg GML 8200 EQ with Power Supply/with Power Supply. VAT shown. Top | eBay
今では中古でしか流通していませんが、GML8200は今でも憧れのEQです、、。
パライコがなければ、DTMのEQもなかったわけで。
そんなGeorge Massenburgさんがエンジニアを担当したドラム音源が、悪い音なはずありません。
こちらの動画を見ても分かる通り、音もかなり肉厚でリアル。
低音の鳴り方もかっこいいです!!
1:30あたり。キックの「もふ!」「ボフ!」ってところのなんか柔らかいところ。
こういうのが大好きな身としては、たまりませんね〜。
Superior Drummer 3を買えば訪れる幸せなこと
Superior Drummer 3を買うことで得られる幸せとは?
挙げてみましょう!
- 伝説のエンジニアが担当した音が手にはいる!
- 使い切れないほどのドラム音源が手にはいる!
- BFDに迫る、もしくはそれ以上と言われるほどリアルな音が使える!
- もはやソフトか生録かリスナーには絶対にバレないようになる
- 玄人っぽくなれる
もはやクオリティだけならBFD3さえ凌ぎそうなレベル。
Superior Drummer 3の弱いところ
Superior Drummer 3の欠点は??
、、、あるとしたらこうでしょう。
値段が高い!
残念ながら今回比較したソフトの中では一番値段がお高いです!
発売された日が比較的最近ということで、なかなかディスカウントされ辛いのかもしれません。
セール時期を狙ってゲットするのが得策かもしれません!
他はBFD3と同じく
他は操作性など、BFD3と同じくAddictive Drums2に比べて上級者向けになってくる点が弱点でしょうか。
Superior Drummer 3のまとめ
ドラム音源としては比較的新しくリニューアルされたばかりのソフトであるSuperior Drummer 3。
巷でのレビューも非常に高評価で、一部では「これ以上のドラム音源が今後あるのか?」とさえ言われるほど。
BFD3の時点でもうある意味完成されていたきらいのあるドラム音源界隈ですが、Superior Drummer 3はまた違った角度から他社にアドバンテージを示してきたように思います。
今後は、
- 誰がエンジニアをしたのか?
- どんな質感、癖があるのか?
という点がドラム音源選びの一つの指標になってくるのかもしれません。
音源自体としては、もう生録音とほぼ変わらないレベルですもんね、、、。
TOONTRACK ( トゥーントラック ) / SUPERIOR DRUMMER 3 サウンドハウス
それでもまだ生録をするのはなぜか、、?
ドラム音源の性能が素晴らしいのに、なぜ未だにドラム生録なんてやっているのか?
ってことですが、
やっぱりいくらソフトがすごくても、
- もっと狙った質感にしたい
- 部屋鳴りをもっと違う感じにしたい
- 人間の叩くグルーブが絶対に欲しい
と言った場合には流石にカバーしきれないからなんですよね。
プロとかだとこだわりが強いですし。
確かにリアル録音したドラムには深い魅力があります。
ただ、ドラム録音はめちゃくちゃ難しいですし、お金もめっちゃかかります。
DTMでの最適解は間違いなくドラム音源を導入することだと思います。
ドラム生録までいくともはやDTMではない気もします、、、。
最後に比較をまとめます
それでは、この記事に出てきた3つのドラム音源を最後にまとめてみましょう!
とこのように、それぞれ一長一短です。
僕個人のオススメはやはり使いやすいAddictive Drums2です。
動作も軽く、面倒な設定も必要ないので!
まずはストレスなく一段上のDTMライフを味わっていただきたい!
そして、この他ドラムと比べるとチープに思われたら誤解があるな、と思いますが、Addictive Drums2の音が好きな人はすごく多いと思います。
パキッとして派手でかっこいい音ですよ!
XLN AUDIO / Addictive Drums 2: Custom Collection サウンドハウス
こちらに慣れて、次のステップに行きたくなったらBFD3かSUPERIOR DRUMMER 3に行くのが一番よきかと!
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3 サウンドハウス
TOONTRACK ( トゥーントラック ) / SUPERIOR DRUMMER 3 サウンドハウス
もちろん、絶対にマスターしてやる!という方は好きなものをお選びくださいね!!
それがきっと一番幸せになれる最短距離です!
まとめ
実は他にも使っているドラムソフトが個人的にあったりしますが、どなたにでも絶対的にオススメなのは今回選んだ3つで間違いなし!!
と思っております(´◔౪◔)◞
参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
XLN Audio Addictive Drums 2 Custom
FxPansion BFD3 Special(ダウンロード版)