アコギは、使うマイクによって録り音がかなり変わります。
僕自身、ペンシル型のC451BやKM184、リボンのR121、AT4040やC214、C414 XLS、U87などを実際に使ってきましたが、どれが一番いいというより「どう録りたいか」で選ぶマイクが変わります。
ストロークのアタックを出したいのか、指弾きの細かいニュアンスを拾いたいのか。もう少し太くしたいのか、できるだけ素直に録りたいのか。
実際に使って感じた違いから、アコギ用マイクを用途ごとに分けてみます。
目次
アコギ用マイクの選び方|弾き方と欲しい音で選ぶ
- ストロークのアタックや高域を出したい → AKG C451B
- 指弾きの粒立ちやタッチを拾いたい → Neumann KM184
- 高域を丸くして太さを出したい → Royer Labs R121
- 強いクセを足さず素直に録りたい → Audio-Technica AT4040
- 少し色気のある高域が欲しい → AKG C214
- 指向性を変えながら録り方を広げたい → AKG C414 XLS
- 太さやレンジの広さを活かしたい → Neumann U87
同じアコギでも、僕は弾き方や曲によってこの中から使い分けています。
アコギのストロークならAKG C451B
AKG C451B|高域とストロークのアタックが見えやすい
C451Bは、高域が「シャラン!」と綺麗に出るマイクです。
ただ、音が細いわけではありません。芯もしっかりあります。
特にアコギをピックでストロークした時は、「ジャ」というアタックの部分が見えやすく、ロック系のオケに入れる時にも使いやすいと感じています。
実際にマイキングを変えながら録った時は、70cmくらい離した位置かネック寄りを狙った音が特に好きでした。
C451Bは7パターンのマイキングで録り比べています👇
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ポチップ
アコギの指弾きならNeumann KM184
Neumann KM184|粒立ちとタッチのニュアンスを拾いやすい
指弾きではKM184を使うことが多いです。
1音1音の粒立ちが見えやすく、指のタッチや強弱、音が消えていくところまで拾いやすい。
高域だけが目立つマイクではなく、芯や低域もあります。
指で弾いた時のニュアンスを残したい時に、かなり使いやすいマイクです。
KM184の実機レビューではU87・C451B・SM57との録音比較もしています👇
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ポチップ
アコギを太く滑らかに録るならRoyer Labs R121
Royer Labs R121|丸い高域と胴鳴りを出したい時の選択肢
R121は、C451BやKM184とはかなり方向が違います。
高域が丸く、滑らかな音です。
アコギの胴鳴りや厚みを出したい時は、この方向が合います。
C451BやKM184のような高域の出方とは違い、もう少し落ち着いた質感で録りたい時に使うマイクです。
R121を実際に使ったレビューはこちら👇
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アコギとボーカルを1本で録るならAT4040・C214
アコギ専用ではなく、ボーカルなどにも同じマイクを使いたいならAT4040やC214も候補になります。
Audio-Technica AT4040|クセを抑えて素直に録りたい場合
AT4040はかなり素直です。
特定のキャラクターを強く足す感じではなく、アコギの輪郭も見えやすい。
ストロークを録っても使いやすく、アコギ以外にボーカルなども同じ1本で録りたい場合に合わせやすいマイクです。
AT4040の実機レビューはこちら👇
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ポチップ
AKG C214|少し色気のある高域が欲しい場合
C214もアコギで使いやすいですが、AT4040より少しキャラクターを感じます。
僕には上品に抜ける高域と、少しクセのある音に聴こえます。
AT4040の素直さより、もう少し色気が欲しい時はC214の方向が合います。
C214の実機レビューはこちら👇
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指向性を変えてアコギを録りたいならAKG C414 XLS
AKG C414 XLS|指向性を変えて録り方を広げやすい
C414 XLSは指向性を切り替えられるので、アコギの録り方をいろいろ試したい時に使いやすいです。
クローズだけに固定せず、指向性を変えながら違う録り方を試せるのがC414 XLSの特徴です。
僕には音も素直な方向に感じられ、特定の用途だけに限定せず使っています。
C414 XLSの実機レビューはこちら👇
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ポチップ
Neumann U87をアコギ録音で使った音の印象
Neumann U87|太さとレンジの広さを感じた
U87をアコギで録った時にまず感じたのは、どっしりした音でした。
レンジも広く、KM184やC451B、SM57と同じフレーズを録り比べた時にも方向の違いが分かります。
この4本を比べた時にも、U87は太さのある方向に感じました。
U87の実機レビューはこちら👇
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C451BとKM184はアコギでどう使い分ける?
C451BとKM184は、どちらもアコギでよく使っていますが、僕の中では役割が少し違います。
ストロークではC451Bを使うことが多く、指弾きではKM184を使うことが多いです。
C451Bはストロークのアタックや高域が見えやすく、KM184は1音ずつの粒立ちやタッチのニュアンスを拾いやすい。
絶対にこの組み合わせというわけではありませんが、実際に使う中ではこの分け方が多くなりました。
C451BとKM184を直接比較した記事はこちらです👇
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アコギ録音におすすめのマイクは「どう録りたいか」で選ぶ
アコギ用マイクは、1本だけを正解にするのが難しいです。
僕自身、ストロークならC451B、指弾きならKM184を使うことが多いですし、もう少し太く滑らかにしたい時にはR121のような別方向のマイクを使います。
AT4040やC214のようにアコギ以外にも使いやすいマイクもありますし、C414 XLSのように指向性を変えながら録り方を試す方法もあります。
先に「どんな音で録りたいか」を決めて、その方向に合うマイクを選ぶ方が僕は分かりやすいです。
DTMで使うマイク全体から選びたい場合はこちら👇
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