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高いDTM機材ほど音が良い?コスパと絶対的な音質の違い

僕は音楽の機材、特に古いハード系機材が大好きです。

いろいろな機材を触ってきて、改めて感じることがあります。

高い機材ほど、やっぱり音が良い、、

評価されている機材にはコスパが抜群に良いものと、音のクオリティが抜群に高いものに分かれています。

この評価。ただ「良い」という点ではどちらも同じですが、本質は全く異なっています。

「コスパ最高!」だけじゃ超えられない壁ってやっぱりあるよなって。

目次

高い機材には「希少価値」と「作るコスト」の2種類がある

-Neumann U47-

高い機材には大まかに分けて2種類あります。

  • 過去の偉大なヴィンテージ機材
  • 現行の最新技術や高コストが織り込まれた機材

過去の偉大なヴィンテージ機材といえば、例えばOLD NEVEだったりNeumann U47だったり。

伝説的な機材として評価されているものも多く、生産終了による希少性や長年の評価によって高額になっているものがあります。

一方、現行の最新技術や高いコスト(人件費やパーツ代)が織り込まれた機材といえば、ANTELOPEのオーディオインターフェースやMANLEYのマスタリングEQとか。

 MANLEY Massive Passive サウンドハウス

MANLEY Massive Passive サウンドハウス

中身を見ると、とんでもない数のパーツ。設計や部品、製造にもコストが掛かっていることが分かります。

僕の持っているマスタリングコンプのNEVE Portico II Master Buss Processorも、どんな技術なのかはトントわかりませんが、中にはたんまり部品が詰まっています。

ここで例にあげた機材、価格が各々でバラバラですが、総じて素人目にも非常に高価です。

専業の音楽家や、一部のマニアでなければ手を出そうとは思えないでしょう、、、。

僕が実際に使ってきた定評ある高価な機材は、べらぼうに良い質感を音楽に与えてくれます。

実際に使ってきた中では、これははっきり感じています。

MANLEY Massive Passiveのレビューはこちら👇

「コスパが良い」と「一番音が良い」は別の話

一方、コストパフォーマンスが良い機材も「高価だけど音が良い機材」と同じくらいDTM界隈では評価されます。

コスパが良いってやつです。

僕もこのサイトでアイテムの記事を書くとき「これコスパ最高!」と良く書きます。

本当にそう思うのでそう書いています。

ただ、コスパが良い=音楽的に優れている、と一概に言えないということもどこかで書いておかないとなあと。

コスパが良い、にも2種類ある

音楽機材のコスパが良い、にも2種類あると思っています。

  • 安いのに、価格以上の品質(音が良い)
  • 高いけど、価格以上の品質(音が良い)

安いのに、価格以上の価値がある!といえば、例えば近年販売されているエントリークラスのオーディオインターフェースたち。

いやあ、本当にどれもこれも、恐ろしいほどコスパ良いと思います!

逆に、高いけど価格以上の価値がある!というのは、導入したら眼から鱗のANTELOPE Discrete 8 Synergy Core。

じっくり録音作業で使わせてもらいましたが、本当使いやすいですし、音の立ち方が抜群です。

2種類のコスパは音の印象が違うこともある

  • 安いのに、価格以上の品質(音が良い)
  • 高いけど、価格以上の品質(音が良い)

どちらもコスパが良いと思うことには変わりありません。

ただ当然ですが、両者における品質は全く違います。

ただ、僕が実際に比較した機材では、同じ「コスパが良い」でも音の印象はかなり違いました。

その違いは、次の比較音源でも感じました。

以下は同じマイクで同じフレーズを録音したファイルです。

STEINBERG  UR22C

ANTELOPE Discrete 8 Synergy Core

好みもあると思いますが、僕にはANTELOPEの方がずっと良く聞こえます。

ただ、両アイテムとも「コスパ最高!」という意見にブレはありません。

「コスパが良い=音楽的に正義と一概に言えない」とは、こういうことです。

コスパばかり追うと遠回りすることがある

僕がまさにそうだったのですが、、、

コスパばかりを追いかけると、音楽制作ではものすごく遠回りをすることがあります。

例えば僕はこんなことをしています。

  • 欲しい機材が高かったので自作した
  • 無料のプラグインばかりを時間をかけて漁っていた
  • 安いマイクを改造して良い音にしようとしていた(失敗)
  • プラグインだけでどうにかなると思い込んでいた(思いたかった)

さっさと音楽を作りなさい!と(笑)叱ってあげたくなります。

おかげでDIY能力は多少身に付けることはできましたが、DTMerとしてはどうなんだ。と。

僕の場合は、機材を見直したことで録り音を早く改善できた場面がありました。

僕自身は、プラグインだけで何とかしようとしていた時期に、どうしてもしっくりこない部分がありました。

プラグインと実機の違いについてはこちら👇

ある程度はどうにかなります。ただ僕は、しっくりこないままミックスでかなり時間を使っていました。

目標とする参考音源との差が埋まらず、試行錯誤を続けていました。

録り音が非常に重要なようです。僕も納得した結論でした。

そして次も気づいた本質的かなと思った部分。

コスパ重視で十分な場面もある

以上踏まえ、安くてコスパの良い機材で周りを固めていくのが正解!なのはこんな方だ思います。

  • これからDTMを始める段階
  • まず必要な機能を揃えたい段階
  • デモ制作など、完成音源以外が中心の用途
  • 用途上、上位機材の差をまだ必要としていない場合

つまり、まずDTMを始める段階や、必要な機能を揃えることを優先したい場面では、コスパ重視で十分だと思います。

ライブ配信のように、制作とは優先順位が違う用途もあります。

ライブでは、音質だけではなく、その場で安定して使えることも大事です。

制作音源とは求めるものが違うので、必要な機材の基準も変わります。

僕は、ライブは熱量とその瞬間の空気が一番大事だと思っています。

用途によっては、YAMAHA AG03のような一体型機材でも十分成立します。

YAMAHA AG03の記事はこちら👇

作品を詰めると、コスパだけでは足りない場面も出てくる

DTMに関しては、作品を詰めていくとコスパ重視だけでは足りないと感じる場面も出てきます。

やっぱり定評あるヴィンテージ機材や、現行の定番機材はめちゃめちゃ良い音ですし。

録音を詰めていく中で、僕はエントリークラスと上位機材の違いを感じる場面がありました。

作品として自分の音楽を残すなら、コスパの先にある、自分が納得できる機材を持つ意味は大きいと思っています。

長く制作してきて、強く思います。

アウトボードまとめはこちら👇

マイクやマイクプリを変えて録り音が大きく変わった経験

高いですが!僕はマイクや単体のマイクプリを変えたことで、宅録でも録り音がグッと変わる経験をしてきました。

「この質感!」と、ガッツポーズ必至です。

僕は数年前にNeumann M149というバカ高いマイクを借金までして(ローン)買いましたが、おかげでレコスタに行かずとも録音に関してはバッチリ良い感じになりました(ミックスが非常に課題です、、)

DTMで十分な戦力になるおすすめのマイク/マイクプリなどまとめていますので、もしよろしければご参考ください!

Neumann M149のレビューはこちら👇

まとめ|コスパと絶対的な音の良さは別軸

コスパだけを追い求め続けると、どうでもいい沼にハマってしまうかも!という記事でした。

良い質感には、やはりそれ相応の投資が必要になってきます。

もちろん「コスパ最高!」と感じる機材にも大きな価値があります。

コスパ最高なアイテムをまとめた記事はこちら👇

ただ、その評価と絶対的な音のクオリティは別の話です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

DTM機材選びの考え方まとめはこちら👇

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