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宅録初心者のマイクの選び方|最初の1本は「基準」で決める

初めて宅録をやろうとすると、かなりの確率で最初に止まるのがマイク選びです。

種類が多い。
値段差も大きい。
レビューを見ると全部良さそうに見える。

しかも、コンデンサーマイクがいいのか、ダイナミックマイクがいいのか。その時点でもう少し疲れます。

これ、かなり普通のことだと思います。

僕もいろいろ見て、比べて、遠回りしました。

ただ、今振り返ると、最初の宅録で必要だったのは「一番すごいマイク」を探すことではありませんでした。

最初に必要なのは、自分の中に“基準になる1本”を作ること。

ここが見えてくると、マイク選びはかなり楽になります。

目次

初めての宅録では「基準になる1本」を選ぶ

最初のマイク選びで大事なのは、良い音がしそうなマイクを探し続けることではありません。

録った音を自分で判断しやすいこと。

まずはここです。

初心者のうちは、まだ自分の中に「良い音」の基準が固まっていません。

だから、いきなりキャラクターの強いマイクや高級機を使っても、その良さをうまく整理できないことがあります。

むしろ最初は、

  • 音の重心が見えやすい
  • 極端に暴れない
  • 録り音の方向を判断しやすい

こういうマイクの方が強いです。

録ってみて、「高域が強い」「少し近すぎた」「部屋の響きを拾っている」と気づける。

その積み重ねが、自分の中の基準になっていきます。

宅録って、結局は機材より先に「判断できるようになること」が大事なんですよね。

コンデンサーマイクとダイナミックマイクはどっちを選ぶ?

最初に迷いやすいのが、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いです。

これは、どちらが上という話ではありません。

声や楽器の細かなニュアンスまで録りたいなら、コンデンサーマイクは使いやすい選択肢。

一方で、マイクへ近づいて録りやすいダイナミックマイクなら、結果的に部屋の反響や周囲の音の影響を抑えやすい場合もあります。

宅録だから必ずコンデンサー、というわけではありません。

まず自分の部屋と、何を録りたいのかを見る。

その上で方式を決めれば十分です。

初心者がマイク選びで迷いやすい理由

最初に迷いやすい理由は、かなりシンプルです。

  • スペックで選んでしまう
  • レビューの熱量で決めてしまう
  • 安さだけで決める
  • 有名だから安心だと思う

このあたり、全部やりがちです。

でも実際のところ、マイクってスペック表だけでは決まりません。

同じマイクでも、距離、角度、声質、部屋の反響で印象はかなり変わります。

レビューで絶賛されていたマイクが、自分の部屋や声ではしっくりこないこともある。

逆もあります。

だから最初の1本で見るべきなのは「一番評価が高いか」より、自分が録った音を判断しやすいかどうかです。

初めての宅録マイクは2つの入り方で考える

ここまでを踏まえると、最初のマイク選びはかなりシンプルになります。

大きく2つです。

まず宅録を始めたいならAT2020

予算を抑えながら、とにかく録音を始めたい。

それならAT2020のような定番の入口マイクはかなり強いです。

価格は抑えめですが、ちゃんとコンデンサーマイクらしい録音ができます。

情報量も多く、使い方で困った時に調べやすい。

最初の1本としては、そこも大きなメリットです。

まず録ってみる。

距離を変える。角度を変える。部屋によってどう変わるのかを聴く。

そうやって宅録の感覚を掴む入口として、AT2020はかなり分かりやすい位置にいます。

AT2020の実機レビューはこちら👇

最初から基準を作りたいならAT4040

もう少し予算を出せて、最初から長く使える1本が欲しい。

その場合はAT4040。

AT4040は派手さで押してくるタイプではありません。

でも、そのぶん録り音のバランスが見えやすいです。

何が起きているのかが分かる。

録ったあとに「これでいける」と判断しやすい。

ここが本当に大きいです。

最初から自分の基準を作りたいなら、かなり遠回りしにくい1本だと思っています。

AT4040の実機レビューはこちら👇

初めてのマイク選びでやりがちな失敗

初めての宅録だと、特にやりがちなのがこのへんです。

いきなり高級機に行く

これは悪いことではありません。

最初から良いマイクを買って、そのまま長く使うのも普通にありです。

ただ、自分の中に比較する基準がない状態だと、「すごいのは分かるけど、何がどうすごいのか整理できない」ということがあります。

高級機が悪いのではなく、基準がないまま使うと差を掴みにくいことがあるという話です。

価格帯で何が変わるのかはこちら👇

見た目や雰囲気で選ぶ

これもわりとあります。

マイクって見た目かっこいいですし笑

欲しくなる気持ちはかなり分かります。

でも録音機材として考えるなら、見た目より「録った音を判断しやすいか」の方がずっと大事です。

安さだけで決める

安いマイクでも良い音は録れます。

これは本当です。

ただ、僕がいろいろな価格帯を使ってきた中では、安いマイクほど良いポイントを探す必要があることも多かったです。

距離や角度が少し変わるだけで、急に印象が変わる。

ハマれば良い。でも、ハマる場所を自分で探さないといけない。

このあたりは、価格だけ見ていると分かりにくい部分です。

安いマイクでも良い音は録れるのかはこちら👇

AT2020とAT4040ならどちらから始める?

ここまでの話をAT2020とAT4040に当てはめると、かなりシンプルです。

  • まず宅録を始めたい → AT2020
  • 最初から基準を作りたい → AT4040

どちらも正解です。

違うのは、どこから始めるかだけ。

最初に必要なのは派手な感動より、まず自分で判断できること。

そう考えると、かなり選びやすくなります。

AT2020とAT4040の違いはこちら👇

まとめ|最初の1本は「正解」より「基準」を作る

宅録を始めたばかりの頃は、どうしても「一番いいマイク」を探したくなります。

でも、最初の段階で本当に必要なのはそこじゃありません。

最初の1本は、良い音を録るためだけじゃなく、良い音を判断できるようになるために選ぶ。

ここがかなり重要です。

基準ができれば、次に何を変えたいのかも見えてきます。

逆に、基準がないまま買い替えを繰り返すと、ずっとモヤモヤしやすい。

まず宅録を始めるならAT2020。

最初から長く使える基準が欲しいならAT4040。

この2つを軸に考えれば、最初の1本はかなり決めやすくなると思います。

DTMでずっと使えるおすすめコンデンサーマイクはこちら👇

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