アコギ録音って、マイク選びも大事なんですが、それ以上に悩むのがマイキングです。
「とりあえず正面から録ればいいのかな?」と思っていた時期もありましたが、実際に試していくと、かなり音が変わることに気づきました。
しかもこの違い、EQよりも影響が大きいこともあります。
今回はマイキング位置によってどう音が変わるのか、基本の考え方を整理してみます(´◔౪◔)◞
目次
結論|マイキングで“音の質感と帯域”はかなり変わる
結論からいうと、マイクの位置と向きで音は大きく変わります。
これは単なる音量差ではなく、
このあたりがまとめて変わります。
なので「録ってからEQでなんとかする」というより、最初の段階である程度方向を決めた方が結果的に楽になります。
なぜ音が変わるのか(シンプルな理由)
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理由はシンプルで、アコギは音が出ている場所が1つではないからです。
- 弦のアタック
- ネックの響き
- ボディの鳴り
- 空気の広がり
これらが混ざって、最終的な音になっています。
つまり、どこを狙うかで“どの成分を多く拾うか”が変わるということです。
代表的なマイキング位置と音の違い
ネック付近
迷ったらまずここ、という位置です。
自然で破綻しにくい音になります。
ホール付近
ボディ鳴りをしっかり拾えますが、バンド形態の中だと少し扱いが難しくなることもあります。
少し離した位置(30cm〜70cm)
単体で聴くと一番“それっぽい音”になりやすいです。
ただしミックスでは少し埋もれやすくなることもあります。
重要ポイント|真正面が正解とは限らない
ここが意外と大事なポイントです。
マイクは“正面で捉えるのが正しい”と思いがちですが、必ずしもそうではありません。
ダイアフラムの向きを少し変えるだけでも、音の印象は結構変わります。
例えば、少し外して狙うと
- 高域が落ち着く
- 耳に優しい音になる
- まとまりが出る
逆に真正面だと、アタックが強く出ることもあります。
このあたりは少しずらすだけでも変わるので、試してみる価値は大きいです(´⊙౪⊙)۶
ジャンルやオケで最適な位置は変わる
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ここもかなり重要です。
マイキングに“絶対の正解”はありません。
- バンド → 抜け重視
- 弾き語り → 自然さ重視
- ソロ → 空気感重視
このように、曲や構成によって求められる音が変わります。
少しマイキングを意識するだけで、無理なEQをしなくても自然にハマることが多いです。
まとめ
アコギ録音は、マイクの性能だけで決まるものではありません。
マイキングの位置と向きで、音の方向はかなり変わります。
そして重要なのは、“その曲に合っているかどうか”。
少し位置を変えるだけで解決することも多いので、まずは試してみるのがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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