MENU
サウンドハウスのSALE情報を見る

STRYMON El Capistan Echoレビュー|テープエコーの揺れとジューシーな残響が楽しい名機

STRYMON El Capistan Echoの使用レビューです。

STRYMON DIGと同じディレイエフェクターですが、こちらはテープエコーをモデリングしています。

またルーパー機能があるのが特徴。フレーズを即席で重ねて演奏することも可能。

音は相変わらずSTRYMONらしい高品質!

試奏動画も作りました。

目次

STRYMON El Capistan Echoとは

El CapistanはSTRYMONがテープエコーをモデリング&デザインしたデジタルディレイです。

テープエコーといえばRoland RE-201等が有名です。

Roland RE-201

僕も昔RE-201や150で遊んでました↑!

が、本家はデカイ上、更に古い機材なため故障も多く、気づけば手放してました、、、。

今ではかなり高騰していますよね、ちょっと後悔。

テープエコーは録音した音を複数のテープヘッドを使い、タイミングをずらしながら再生する事で物理的にディレイを作りあげるマシン。

本体上部で輪っかになったアナログテープが延々録再生を繰り返してエフェクトを作りだします。

EL Capistanのマニュアルにもその仕組みが掲載されていますが、かなりアナログで原始的な手法です。

そのためアナログテープ独特の歪みや揺れが加わり個性的なエコー音を鳴らしてくれます。

El Capistanは、そんなテープエコーらしい「不確実性」までもかなり精密にキャプチャーしています。

STRYMON DIGはとても綺麗で透明なデジタルディレイでしたが、El Capistanは少し音を汚したい時や、暖かみのあるディレイ感が欲しい時にぴったりのアイテムでしょう。

しかし汚し系でも、やっぱり音が良いです。さすがストライモン。

実物レビュー

実物レビューです!

blueSkyやDIGと同じく正方形に近い筐体。

つまみの配置やスイッチの数、TAPの位置も全てDIGと共有ですが、扱うパラメーターは結構違います。

TAPE HEADスイッチで3つの中から基本動作を選び、MODEスイッチで各基本動作に即したテープの動きを決定します。

スイッチの位置によって動作にかなりの違いが出てくるので、EL Capistanはマニュアルをしっかり読み込まないと何がどうなっているのか非常にわかりにくいと思います、、、。

TAPE HEADスイッチの

  • fixed
  • multi
  • single

によってMODEスイッチ ABCの意味も変わってきます

ちょっと複雑ですが、通常のテープエコーとして使う場合は、fixedの位置でつまみをぐりぐりしてmodeスイッチパチパチすれば問題なく使えます。

ルーパー機能は、singleの位置でmodeスイッチCにすることで使用できるようになります。

multiの位置はかなりマニアックなテープエコーの動きになるので、テープエコーの仕組みまで理解しないと意味不明かもしれません。

EL Capistan作った人はかなりの情熱家ですね。

購入前に一通りマニュアルをお読みいただくことを推奨します。

フットスイッチはSTRYMON DIGと同じく左がTAPスイッチになっています。タップを押すタイミングでBPMを合わせられます。

またTAPを長押しすると、その時鳴っているディレイがホールドされてずっとグルグル音が回り続けます。

ルーパーとして使うときは、single+modeスイッチCにします。

TAPスイッチを長押ししながらフレーズを弾くとループしたい音を録音できます。

スイッチを離すと録音されたフレーズが流れ続けるので、それに合わせてギターを演奏するとルーパーマンになれます。

つまみは、

  • TIME 再生するテープスピードや再生ヘッドの位置を調整
  • MIX 原音とのブレンド具合を調整
  • TAPE AGE テープの劣化具合を調整
  • REPEATS ディレイ(エコー)の量を調整
  • WOW & FLUTTER テープの伸び具合(うねうね)を調整

します。

ここはなんとなく直感で動かせばそれっぽくなります。

インプットジャックは一つだけですが、ステレオ入力(TRSフォン)にも対応しています。

つまりキーボード/シンセにも対応可能!

モノラルとの切り替えは内部にあるスイッチにて。

EXPジャックに

 STRYMON ( ストライモン ) / Mini Switch  サウンドハウス

STRYMON ( ストライモン ) / Mini Switch サウンドハウス

これを繋げばお気に入りの設定をセーブ/ロードできるようになります。

これもDIGと一緒ですね。

BOSSエフェクターと比べるとこんなサイズ感。

厚さはこれくらい。重量はそれほどありません。こんなに機能が詰め込まれているというのに、、、。

またこちらもDIG同様「セカンダリーファンクション(隠れ機能)」というのがあります。

フットスイッチを両方押しながら各つまみを回すとプリントされている機能とは別のパラメーターにアクセスできます。

詳しくはマニュアルにてごかくにんを。

個人的には、隠れ機能を使ってRE201付属のスプリングリバーブをモデリングした音を加えられるのが嬉しかったです!

あのリバーブもテープエコーの味の一つ!

フットスイッチ両押し+TIMEつまみでリバーブ量を調整できます。

どこまでもマニアックなエフェクターです、、、。使いこなせてるか不明です。

STRYSTRYMON El Capistan Echoの音をチェック!

それでは音出しチェックを!

連続的につまみを動かしながら音がどう変化するのか?動画に撮りつつ録音してみました。

録音はあらかじめ用意したフレーズを繰り返しながら、リアンプで取り込んでます。

リアンプでエフェクターの音を録音する手順

リアンプでエフェクターの音を録音していく手順ですが、

STEP
Logic Proにあらかじめギターフレーズを録音しておく

あらかじめLogicに元となるギターフレーズを録音しておきます

Fenderテレキャスを使用

STEP
オーディオインターフェースからラインアウトする

Logicに録音したフレーズをAIFから個別にラインアウトします

AIFはPrism Sound Titanを使用

STEP
リアンプBOXを通す

リアンプBOX(RADIAL Reamp JCR)を通してエレキギターのアウトと同じインピーダンスに調整します

STEP
エフェクターを通す

リアンプBOXからエフェクターに音を送ります

STEP
ギターアンプを通す

エフェクター→ギターアンプに通します。

アンプはそのままラインアウトできるVOX MV50 ACを使用

STEP
再度Logicに録音する

VOX MV50 ACのラインアウトを再度AIFにインプットしてLogic Proに録音します

この方法でフレーズをリアンプしながらエフェクターの動作を確認していきます。

STRYMON El Capistan Echoのサウンド実験動画

STRYMON El Capistan Echoの実験オーディオファイルのみ

音の感想

STRYMONらしい見事なテープエコーディレイです。

DIGと比べるとエミュレートする方向の違いもあり透明な音色ではないですが、それでもちゃんとフレーズが抜けてくる絶妙なアナログ感があります(デジタルディレイですけども。)音も若干太く感じます。

ワウフラッターの感じや、TAPE AGEつまみのスモーキーになる感じもたまりません。

ルーパー機能もいい感じ。もっと本格的にルーパーしたいなら別の機材の方がいいのかもしれませんが、El Capistanでも結構遊べます。

セカンダリーファンクションのスプリングリバーブは割と控えめな広がり方ですが、音像がじんわりとしみしみジューシーになる感じ。

当然RE-201のようなビンテージ感は出ませんが、現代標準的な音楽をやるのならEl Capistanの方が断然扱いやすい音でしょう。

動作も安定してますし。そうそう壊れません。

当時の音がどうしても欲しい!「これじゃなきゃいかん!」という方以外は、El Capistanかなりおすすめです!

STRYMON DIGのサウンド実験動画

比較用にSTRYMON DIGの実験動画も貼っておきます。

全く同じ条件で録音しております。アンプのつまみも一緒だったかと思います。

DIGの方が音に透明感があります。

STRYMON DIGのレビューはこちら👇

まとめ

STRYMON El Capistan Echoの使用レビューでした!

設定のバリエーションがかなり多岐にわたるので、ベストポジションを探すまで時間がかかるかもしれません。

ただ、どの設定でもすぐにそれっぽいテープエコーで遊べるので全然飽きが来ません!

いじっていると、怖いくらい時間が経つのが早いです。

じっくり向き合いたいペダル!

是非テープエコーのぐるんぐるんする世界に没頭してください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

ギター・エフェクター関連のレビュー記事まとめはこちら👇

よろしければシェアしてください
  • URLをコピーしました!
目次