音圧爆上げしたのに、Youtubeにアップした途端に音量が下がってしまう。
自分のPCでは音圧は高いのに、Spotifyに配信したら周りの音源よりも音が引っ込んでしまった。
それ、ラウドネスノーマライゼイションに引っかかってます!

僕もやらかしました。
とうことで解決策と、2021年現在の音圧のあり方について。
目次
ラウドネスノーマライゼイションとは
まずは、ラウドネスノーマライゼイションについて。

簡単に言うと「でっかすぎる音は下げちゃうよ!」と言うこと。
下げる音圧の基準は、各配信サービスによって違います。
なんでこんなことするのかと言うと、
アーティストごとに曲の音量がバラバラだと、リスナーが聞き辛いから。
至極まともな話です。
iTunesにもラウドネスノーマライゼイションがある
ちなみにPC内から音楽を聴く時でも、iTunesで自動音量調整を入れているリスナーもいます。

-iTunesの環境設定より-
これもラウドネスノーマライゼイション。
つまり音圧をこっちでいくら上げても、聴く人にはその迫力は届かないと言うこと!!
なんと言うことでしょう。
みんな音圧上げすぎ!僕も上げすぎ!
音圧上げたくなりますよね?
僕も当然音圧をどうやったらより綺麗に稼げるのかを、ずっと模索しています。
しかし別記事にも書いていますが、音圧を上げすぎることで失ってしまうものがあるのも事実。
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それはダイナミクスであったり、録音した音の質感であったり、、、。
それらを壊してまで、音圧を稼ぐことに意味はありません。
、、頭ではわかっているのに、、、。
でも、、、
って時代は、もう終わっているようです。
いやほんとに。
この配信メイン時代、音圧の目安はどれくらい?
ということで、具体的にはどれくらいの音圧にとどめておくべきなのか?
これには現在でも様々な意見があるようですが、
だいたいよく見るのはLUFS14〜11くらいにしとくのがベターなよう。

-Logic付属のLoudness Meter-
僕はLogic Xを使っていますが、LUFSは付属メーターで確認できます。便利。
Integratedってところが、全体の平均値になります。

普通のマルチメーターでも確認できます。
CD用に音源を作っていた時代は、どちらかというとPEAKやRMSの方ばかり気にしていた気がします。

-赤枠がRMSとPEAK-
「RMSは7.0ぐらい!ぶっこめ!」とか。
よくネットで見かけた気もします。
配信では、これからはLUFSもよく見ないといけないみたいですね。
各配信サービスに最適なLUFSを知るには?
各配信サービスごとに、最適なLUFS値が違っています。
困ります。
例えば、SpotifyはLUFS14以上だとリミッターがかかって音量が下がるようです。
そんな各サービスの違い。
一発で目安を知りたい!オシエテクレ!と言う場合に役立つのがloudness penaltyというサイト。
このサイトに自分の音源をアップするだけで、各サービスごとにどれだけ音量が下げられるのかがわかります。
ちなみにサイトにわざわざアップしなくてもプラグインとして使うこともできます。

-プラグインバージョン-
有料ですが、とても便利です。
僕は買いました!
毎回音源を書き出して、サイトにアップして、ああーやりすぎた、、また微調整、、、なんてやってられません。
プラグインブティックでも買えます。
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CDを作る場合はもっと音圧を入れてOK
ちなみに、ここまでの話はすべて配信に関わることです。
それ以外、例えばCDを作る場合は、もっと音圧をぶっこんでもOKです。
むしろ上げていかないと、プレイヤーで他のCDと並べて再生された時に音量が小さくなってしまうでしょう。
面倒くさいですが、今の時代もはやCDと配信の音圧は別物として考える必要があります。
iTunes Storeでの配信音源はどうなる?
ちなみにiTunes StoreやMORAなど、DL配信専用サイトで配信された音源は?
どうなるかというと。
LUFSの値によって音圧が変わることはありません。
つまりDL音源に関しては音圧が高い音源は、やはり音圧が高いまま配信されます。
あとは各リスナーの再生環境によって、ノーマライゼイションが起きる起きないが委ねられます。
僕が試してみた限りでは。
TUNE COREで配信する場合は悩む
TUNE COREで音源を配信する場合は、悩みます。
ストリーミング用に音圧を合わせるのか、DL音源用に合わせるのか、、、、。
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ということもあり、LUFSは14〜11くらいと配信者各位様々な適正値が提案されてます。
悩ましいですね。
僕は今の所LUFS11を目安にしています。
Spotifyだとリミッターに引っかかりますが、覚悟の上。
日々のiTunesアプリ視聴でも自動調整機能を入れて、音楽を聴くようになりました、、。
こうすれば何も問題はありません。
こうすれば、ね。
Ozoneで音圧十分な時代
ということで配信メインのこの時代、Ozoneがあれば十分な音圧が稼げます。
しかもとても綺麗に、です。


iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Advanced サウンドハウス
あとはハード機材も絡めながら、自分の好きな音を詰めていくだけ。
音圧問題から解放されたような?気持ちもありつつ。
なぜだろう、ちょっと寂しいような気分も、、。
これからはより音質の違いが重要視されるようになってくるのかもしれないですね。
そういう意味だと、ラウドネスノーマライゼイションの普及は音楽にとって嬉しい現実。
好きな音質のことだけ考えて、好きな音楽を構築できるのは素晴らしいことです。
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まとめ
ストリーミング配信すると音圧が小さくなってるぞ?
という場合は、是非ともラウドネスノーマライゼイションに気をつけてみてください。
LUFSにも。
最後までお読みただきありがとうございました!
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