DTMで使うケーブル。
種類が実に多く「これだけ持っていればOK!」となかなかならないのが実情です。
とはいえ、種類と使用場面をしっかり把握しておけば無駄な買い物をせずに済みます!
ということで、DTMで使う頻度の多いケーブルをまとめてみました。
目次
主に使用するのは5種類!
あげればきりがないくらいケーブルには様々な種類がありますが、
DTMで主に使用するのは5種類ほどです!
- XLRケーブル(マイク用)
- XLR-フォンケーブル(ライン用)
- フォン-フォンケーブル(ライン用)
- フォン-フォンケーブル(シールドケーブル用)
- USB/Thunder bolt ケーブル
というわけで、一つずつどんな形で、どんな構造で、どんな場面に使うのかをご説明します。
XLRケーブル
XLRケーブルはピンが3つになっている、俗にいうマイクケーブルです。
オスピンに
メスピン。
XLRケーブルはこんな形。
主な用途はマイクと機材をつなぐのに使いますが、機材と機材を繋ぐ時にも使えます。
機材を繋ぐ時にはラインケーブルとしての役割に変わります。
マイクやらラインやらいきなり混乱させてしまいますが、
とりあえず
- マイクケーブル→マイクと機材を繋ぐ時に使う
- ラインケーブル→機材同士やスピーカーに繋ぐ時に使う
と覚えておいてください。
XLRケーブルはノイズに強く長くケーブルを伸ばしても音が劣化しにくいという特徴があります。
バランス転送という仕組みを用いているのがその理由。
DTM用におすすめのマイクケーブルはBelden8412とMOGAMI2534。
BELDEN ( ベルデン ) / EC-8412-B-03 BLACK サウンドハウス
値段も手頃でプロのレコーディング現場でも普通に使われているものです!
僕もDIYでBeldenやMOGAMIの切り売りケーブルを使ってマイクケーブルをたくさん自作しています。
自作に興味がある方は、作れるとかなり節約になりますよ。
バランス転送についてはこちら👇
マイクケーブルの自作についてはこちら👇
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XLR-フォンケーブル
片方がXLRコネクターでもう片方がフォンコネクターのものもDTMでは多用します。
こちらは主に機材同士を繋ぐラインケーブルとして使用します。
特にオーディオインターフェースのOUTPUTはフォン型になっているものが多いです。
-定番のインターフェースUR22mk2-
初めのうちはオーディオインターフェースのアウトに挿してスピーカーに繋ぐのが一番使う箇所だと思います。
フォンコネクターは、ギターのシールドケーブルやヘッドフォンの端子でも同じみですね。
-定番のSONY MDR-CD900ST-
後々マイクプリアンプなどのハード機材を買い足すようになると、
ハード機材のアウト(XLR端子が多い)からオーディオインターフェースのインプット(フォン穴が多い)に挿すのに使ったりします。
ですのでXLRコネクターがそれぞれオスメスになっているものを、各2本ずつぐらい持っていてもいいかもしれません。
CANARE ( カナレ ) / SPC02B2 Black サウンドハウス
CANARE ( カナレ ) / SPC02-B1 サウンドハウス
このケーブルもバランス転送を用いた構造になっているので、ノイズに強いです。
凄く似た見た目のマイクケーブル用のものがありますが必ず上のようなオーディオ用のものを選ぶようにしてください。
これとかは、
CANARE ( カナレ ) / PC03B BLACK サウンドハウス
バランス転送じゃないです。おそらく。マイクケーブルにも使わない方がベターです、、、。
そっくりすぎて間違えちゃいそう。
見分けのつけ方は、フォン端子の黒い横線が2本のものがバランスケーブル。
1本しかないものはアンバランスケーブル(マイクケーブルにもあまり使うべきではない)です。
ご参考までに。
フォン-フォンケーブル(ライン用)
端子が両方ともフォン型のケーブルも多様します。
見た目的にはシールドケーブルとほぼ変わりませんが、こちらはバランス転送する仕組みになっています。
前述のように端子の先端に黒い横線が2本入ってます。
ラインケーブルとして使います。
しかし、初めのうちはあまり出番がないかもしれないのでマストで持っていなくてもOKです。
後述しますが、シールドケーブルで代用することも可能です。
またラインケーブルとして売られているものでもアンバランス転送のものもあります。
ややこしいですね。
つまるところ、ラインケーブルとシールドケーブルって結局構造は同じなんです。
ただ売り方や、呼び名が違うだけ。
ラインケーブルにはバランス転送のものもある(シールドケーブルはアンバランスのみしかない)、というくらいに覚えて置いておけばOK。
音質にこだわりが出始めたらゲットしてください。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / DSS050 サウンドハウス
とか安いやつもありますし、
ラインケーブルの高品質定番アイテムといえばBelden88760!
こちらで売っているのはアンバランスプラグのラインケーブルです。
Belden88760についてはこちら👇
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フォン-フォンケーブル(シールド用)
ギター系の楽器を演奏する方ならもう説明不要ですね。
こちらもフォン-フォンのライン用とみためそっくりですが、プラグはご覧のようにアンバランス用になってます。
フォン-フォンのアンバランスケーブルがいわゆるシールドケーブルと呼ばれています。
ですのであんまり長くケーブルを伸ばしすぎるとノイズに弱くなってきます。
DTMだとオーディオインターフェースのHI-Zと書かれたフォン穴に直接差し込む形となります。
HI-Zが書いてないところに挿しちゃダメです。
音がカッスカスになります。
HI-Zがない場合は、DIという機材を使いましょう。
BOSS ( ボス ) / DI-1 ダイレクトボックス サウンドハウス
なぜDIを挟まないといけないの?
については別記事にまとめています👇
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結構大事なことを書いています。
シールドケーブルも線材によって音が変わってきます。
マイクケーブルでもおすすめしたBelden8412はシールドでも定番です。
これを一本持っておけば、間違いないでしょう。
BELDEN ( ベルデン ) / 8412 THE Wired 3SS サウンドハウス
そして重複になりますが、シールドケーブルはライン接続にも使おうと思えば使えます!
DTM用途でしたら、室内でそこまで長くケーブルを引き延ばしたりしないと思うので、
ノイズの問題もそこまでシビアにならなくてもいいでしょう!
しかし、気持ちが悪い、微細な違いがわかってしまう、、、という玄人の方。
音質にこだわりを持たせるんだ!と志を高く持つ方は、ライン専用にフォン-フォンのバランスタイプを買い足せばいいのでは、と思います!
シールドの自作についてはこちら👇
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USB/Thunderboltケーブル
オーディオインターフェースを繋ぐのに必須ですね。
オーディオインターフェースごとに接続ケーブルの種類も変わってきます。
USBなのかThunderboltなのか、USBでもtype-Cなのか否か?などよく仕様を見る必要があります。
ちなみにUSBもケーブルで音が変わったりもします、、、。
これは若干オカルティックな話題ですが、僕の経験上でも、音は変化すると思っています。
プラシーボなんですかね、、、(笑)
USBケーブルの音の変化についてはこちら👇
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おさらい
ここまで出したケーブルを再度まとめます。
| ケーブルの種類 | 転送タイプ | 主な使う箇所 | マストアイテムか? |
| XLRケーブル | バランス転送 | マイク接続/ライン接続 | YES! |
| XLR-フォンケーブル | バランス転送 | ライン接続 | スピーカー使うならYES! |
| フォン-フォンケーブル | バランス転送/アンバランス転送 | ライン接続 | 音にこだわるならYES! |
| シールドケーブル | アンバランス転送 | ギターやベース | ギターを弾くならYES! |
| USB/Thunderbolt | 科学の力(理屈は謎) | オーディオインターフェース | 絶対にYES! |
まとめ
以上、DTMに必要なケーブルとその役目についての記事でした!
他にもステレオケーブルやら、ミニフォンプラグのケーブルなど、、、細々したものが徐々に必要になってくる可能性もありますが、
とりあえず必要最低限5種類のケーブルを用意しておけば大丈夫です!
ご参考になりましたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
ケーブルの全体まとめはこちら👇
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