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KLARK TEKNIK EQP-KTレビュー|音源付きで試すPultec型パッシブEQ

KLARK TEKNIK EQP-KTのレビューです。 

この記事で同社の1176コンプの記事を書かせていただきました。

とても使い心地が良かったので続いてPULTECタイプのEQP-KTを導入です。

こちらもアウトボードとしては破格の値段。

一体どんなEQ体験ができるのか?

音源も用意してみましたのでよろしければご参考ください。

目次

PULTECタイプのEQとは?

KLARK TEKNIK EQP-KTはPULTEC社のEQP-1を元に作られた製品。

Pultec EQP-1A Vintage Program Equalizer + Pultec Filter HLF-3C

PULTEC EQP-1が生産されたのは1950年代。

現在では非常に高価なヴィンテージEQとなってます。

PULTEC EQP-1はパッシブタイプのEQでトータルゲインは真空管で稼ぎます。

パッシブEQとは?

電気を使わないEQ回路です。

コイル、コンデンサー、抵抗などを組み合わせてフィルター回路を作ります。

電気を使ったEQ回路はアクティブEQと呼ばれます。

パッシブタイプのEQはブーストしても歪みが起きにくく、スムースな効きが特徴

またインアウトのトランスを通ることによる音像変化も非常に音楽的なため人気があります。

プラグインでも多くモデリングされているので、DTMerの方ならご存知の方も多いはず。

そんな伝説的なEQを元に現代的にアレンジされたのがKLARK TEKNIK EQP-KTとなります。

それではレビューを!

箱を開封!

箱です。

1176同様シンプル。

ユーザー登録をすると3年間の保証付き。

箱をオープン!取扱説明書です。

付属品は取説と電源ケーブルのみ!

そして本体どん!銀パネが眩しいです。

KLARK TEKNIK / 76-KT同様、安いからと言って見た目のしょぼさは皆無!

オリジナルPULTECにはないハイカット専用の帯域指定つまみがあります。

ブーストカットのつまみは微妙にクリック式になっているので、設定の再現性を保てます。

コリコリとした感触が気持ち良い。

ローの帯域もオリジナルより広く、800HzまでEQ可能

オリジナルでは20~100Hzまでしか選択できません。

このあたりはKLARK TEKNIK独自のアレンジ設計になっていますね。

背面はXLRとフォンのジャックがシンプルに配置。

電源は100〜240Vを繋げるユニバーサル電源になっています。

中身も見てみた

激安PULTECコピーのEQP-KTですが、

トランスもMIDAS製のしっかりしたもの搭載しているのが売り。

ということで中身がどうなっているのか気になり開けてみました。

ふむふむ。しっかりと組み上げられています。

ふむふむふむ。電源はやはりスイッチングですね。

MIDAS発見!

こちらがインプットでしょうか?

ちゃんと真空管も固定されています。

真空管は12AX7と12AU7の二本でしたので、メンテナンスも容易です。

真空管を好きなメーカーのものに差し替えるなど、カスタマイズもできそうですね!

音をチェックしてみる

ということで、早速電源を入れて音のチェックをしてみました。

DAWからあらかじめ作ったファイルをラインアウトしてEQしてまたPCに戻します。

元のオーディオファイルはこんなものを用意。

LOGIC Xの付属ループと手持ちのサンプルループを組み合わせました。

EQは1chしかないので元音源もモノラルです。

とりあえず数パターンEQを適当にグリグリ回しながらファイルを制作。

それではどうなったのかチェック!

元のファイル

通すだけ

オリジナルPULTEC同様、通すだけでも音は変わる?

EQパターン1

つまみはこのような位置。

EQパターン2

EQパターン3

EQを途中でINしたりバイパスさせたり、つまみを動かしながら録音しました。

感想1

まず通すだけでも腰が座る感じが良いですね!

これぞアナログといった具合。

そしてEQもとても自然にかかります!

ナチュラル、スムース、オーガニック、こんな言葉がぴったり。

普通にとっても使いやすいです。

ネットで製品レビューを読んだ際、オリジナルよりもハイが伸びるとあったのですが、

EQパターン3の最後の方がその感じなのかな〜?と。

どちらにせよヴィンテージ感、というよりも現代的に優しく利くEQといった印象!

この感じはきっとVoとかにも合いそうだなと思ったので、VoだけEQしたファイルも作ってみました。

Voは僕じゃありません(笑)LOGICの人。

+Voファイルオリジナル

+VoファイルEQ

800Hzを選択できるのでVoの帯域もカバーできました。

感想2

本当に若干の変化に感じるほどですが(笑)

それだけナチュラルにEQがかかるということですね。

「EQかけました!」という匂いがしないのがパッシブEQの良いところ。

もう少し抜けを良くしたい場合は、ハイのブースト帯域を上にずらせば良さそうです。

僕はこのくらいが好きなのでやめておきました。

プラグインとはどう違うのか?

さて、ということでもう一つ気になるのがプラグインとはどう違うのか?という点。

一応参考までにそちらのファイルも作ってみました!

ただPULTECのプラグインはUADのこれしか持っていないので、こちらで比較を。

こちら、元からついてくる動作が軽いやつなので、有料版とは若干違うと思います。

その点も加味してお聞きください!

元のファイル

UAD PULTEC プラグイン EQ 1

つまみはこの位置です。

UAD PULTEC プラグイン EQ 2

KLARK TEKNIK EQP-KT EQパターン3

感想3

プラグインの方がすっきした音ですね。

KLARK TEKNIK EQP-KTのファイルと比べると少し腰が高い気がします。

プラグインメーカーが変われど、

音のふくよかさはKLARK TEKNIK EQP-KTの方がやはり上になるでしょう。

PULTECプラグインは個人的に使いどころが難しく、、、正直苦手、、。

だから全然手持ちにありません。

実機の扱いに慣れていけば、使いやすくなるのでしょうか、、、。

KLARK TEKNIK EQP-KTは導入の価値ありか?

導入の価値はあるのか?と言えば、

断然アリでしょう!!

この価格で、このエフェクト効果を得られるのならば十分費用対効果が高いと言えます!

76-KTとのコンボもきっと素晴らしい成果を与えてくれるはず。

今度そのファイルも作ってみたいですね。

いやー、パッシブEQのよさを改めて知るともっとすごいやつにも興味が湧いちゃいますね。

 MANLEY / Massive Passive  サウンドハウス

MANLEY / Massive Passive サウンドハウス

ManleyのMassive Passiveとか、物凄いんだろうな〜、、、、

後々購入した際のMassive Passiveレビューはこちら👇

まとめ

KLARK TEKNIKのPULTECタイプEQのレビュー記事でした。

TUBE TECHのPULTECコピーも以前使っていましたが、パッシブEQは本当に滑らか!

TUBE-TECH PE 1C EQの記事はこちら👇

思いっきりつまみを回していくのが良い使い方なんでしょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

EQ系アウトボードの違いはこちらで整理しています👇

アウトボード全体の考え方はこちらでまとめています👇

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