ISO Acousticsのスピーカースタンドを実際に使ったレビューです。
僕の環境では、ISO Acousticsを使うことでモニターの音に変化を感じました。
ただし、劇的に音が変わるというよりは、ロー〜ミッドが少し整理されて音像の焦点を合わせやすくなる程度です。
それ以上に便利だったのが、モニターの高さや角度を調整して、スイートスポットを作りやすくなったことでした。
大型のスピーカースタンドほど床面積を使わず、デスク上で位置を調整できる。この使い勝手が、僕にとってISO Acousticsの一番大きなメリットでした。
目次
ISO Acousticsを使って一番良かったのはモニター位置を調整しやすくなったこと
ISO Acousticsを導入して最初に感じたのは、音そのものの変化だけではありませんでした。
高さや角度を動かしながら、ツイーターを耳の位置へ合わせやすくなったことの方が、実際の制作ではかなり便利でした。
左右のモニターと自分の位置関係も調整しやすくなり、ステレオ感を見ながらスイートスポットを作りやすくなりました。
音の変化については後で詳しく触れますが、僕の感覚ではISO Acousticsは「置くだけで劇的に音が良くなる道具」というより、モニター環境を整えるための補助として使いやすいスタンドです。
机へ直置きしていた頃は音の濁りに気づいていなかった
直置きでも特に不満を感じていなかった
僕もDTMを始めたばかりの頃は、とにかくデスクへ余計な物を置きたくなくて、モニタースピーカーを机へ直置きしていました。
直置きは音がモヤッとしがち
当時は、それで特に問題も感じていませんでした。
当時は直置きの状態で特に不満を感じておらず、音の濁りを問題として認識していませんでした。
スタンドを使って初めて違いに気づいた
その後、モニター環境をもう少し整えようと思い、スピーカースタンドを導入しました。
そこで初めて「おお、音がクリアになった」と感じました。
スタンドへ替えて音の違いを感じたことで、直置きしていた頃の音が濁っていたことに後から気づきました。
この経験があったので、サブモニター用のスタンドを考えるときも、直置きではなく何かしらスタンドを使いたいと思っていました。
大型スピーカースタンドは安定するが場所を取った
最初に使ったのは、CLASSIC PROの大型スピーカースタンドでした。
CLASSIC PRO MST20 PAIR スピーカースタンド サウンドハウス
このスタンドはかなり長く使っていて、レビューを書いた時点でも現役でした。
頑丈で安定感も高く、メインモニター用としてはかなり気に入っていました。
ただ、丈夫なのは良いのですが、この脚がかなり場所を取ります。
安定感は高い一方で、設置面積が大きいので、限られたスペースでは臨機応変に動かしにくいです。
メインモニターにはこの大型スタンドを使っていましたが、サブモニターまで同じタイプを置くと場所を取りすぎます。
そこで、もっと小さくてデスク上に置けるスタンドとして選んだのがISO Acousticsでした。
ISO Acousticsは小さくても高さと設置位置を調整できる
ISO Acousticsを選んだ一番の理由は、デスク上で使えるコンパクトさです。
しかも、見た目もかなり好みでした。
やっぱりデザインが良いとテンション上がりますね。
高さを変えられる
ISO Acousticsは、高さも変えられます。
ミョーンと長くすると、こんな感じです。
デスクの高さとモニターの位置に合わせて、設置できる高さの幅を広げられるのは便利でした。
大型スタンドより省スペースで置きやすかった
僕が使っていた大型スタンドのように床へ脚を広げる必要がなく、デスク上だけで配置を完結できました。
僕はサブモニター用として使いましたが、設置場所を大きく取らずにモニター位置を作れる点はかなり使いやすかったです。
角度調整でツイーターを耳へ向けやすい
ISO Acousticsは高さだけでなく、モニターへ角度をつけることもできます。
マニュアルより
こんな感じで、モニター自体を傾けられます。
デスクの高さとツイーターの位置が微妙に合わない場合でも、角度をつけることで耳へ向けやすくなりました。
このパーツで角度調整する
この小さなパーツをパイプへ仕込むことで、角度を調整する仕組みです。
角度のつけ方にもパターンがあり、角度が必要ない場合は水平にもできます。
ISO Acousticsで実際に音はどう変わったか
では、実際に音は変わるのか。
これは人それぞれ、環境にもよると思いますが、僕の環境では確かに変化を感じました。
ロー〜ミッドが整理され、音像の焦点が合わせやすくなった
僕の聴感では、ISO Acousticsがあるとローからミッドあたりが少しスッキリして、音像の焦点を合わせやすくなりました。
直置きやスタンドなしの状態と比べると、音のクリアさにも違いを感じました。
ただし劇的な変化ではなかった
ただ、劇的には変わりません。
僕の感覚では、あくまで補助という位置づけです。
スタンドを置くだけでモニターそのものが別物になるような変化ではありませんでした。
音質よりスイートスポット調整の方を高く評価した
振動対策としての変化も感じましたが、僕がより気に入ったのはモニターのスイートスポットを調整しやすいことです。
- ツイーターを耳の位置に
- モニター2つと自分を正三角形の頂点に持ってくる
- 正三角形の線を広げてステレオ感の調整
こうした基本的なモニター位置の調整を、デスク上でやりやすくなりました。
音の変化も含めて、僕の環境ではモニターを判断しやすい位置へ持っていくための道具として価値を感じました。
スピーカーサイズに合わせてスタンドを選ぶ
レビュー時点では、使用するスピーカーに合わせて複数のサイズが用意されていました。
ISO Acoustics ISO-130 スピーカースタンド サウンドハウス
僕はYAMAHA MSP5用として、このサイズを選びました。
ISO Acoustics ISO-155 スピーカースタンド サウンドハウス
こちらは一回り大きいサイズです。
スピーカーのサイズ対応表はこちらに。
僕は、使うモニタースピーカーのサイズを確認してスタンド側を選びました。
ISO Acousticsが向いていた使い方
僕の使用経験では、ISO Acousticsは例えばこんな使い方と相性が良かったです。
- でかいスタンドをおけない
- あくまでデスク上にモニターを置きたい
- デスクの幅がある程度広い
- 見た目にもこだわりたい
- モニターの音を良くしたい
特に、デスク上でモニターの高さや角度を調整しながら、音を判断しやすい位置へ持っていきたい場合に使いやすいと感じました。
また、左右のモニター位置を調整するためには、デスクの横幅にもある程度余裕があった方が使いやすいです。
横幅が狭すぎると左右のモニターを広げにくく、ステレオ感を調整できる範囲も狭くなります。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ISO Acousticsスピーカースタンドレビューまとめ
ISO Acousticsを使って、僕の環境ではモニター音の変化を感じました。
ロー〜ミッドが少し整理され、音像の焦点を合わせやすくなった感覚があります。
ただし、劇的な音質変化ではありません。
僕が一番便利だと感じたのは、大型スタンドほど場所を取らず、デスク上で高さと角度を調整してスイートスポットを作りやすくなったことでした。
見方を変えると、インシュレーターとスタンドが一体になったような使い方ができるアイテムでもあります。
旧レビューでは「なんだか怪しいインシュレーターを試すより、位置調整までできるISO Acousticsの方が僕にはコストをかける意味がある」と感じていました。
最後までお読みいただきありがとうございました!