前回別記事にてSSL2のマイクインは録音でチェックしました。
ライン入力をまだ試していなかったので、今回ハードシンセでフレーズを録音してみました。
マイク録音でもかなり好感触でしたが、ラインもなかなかに良いです!
やはりこの機種、コスパ抜群。
今回の実験でアウトが4系統あるSSL2+も、使い方によっては選択肢に入るかな?と思いましたよ!
*過去記事を加筆修正しました。
目次
SSL2ではDAW音源のリアンプができないので
SSL2は2イン2アウト(モニター出力)の仕様。
-SSL2は2IN2OUT-
つまり、DAW内部で鳴らしたソフトシンセを一旦外に出して再度入力ということができません。
SSL2+だったら4outあるのでできるのですけど。
SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / SSL2+ サウンドハウス
SSL2+はRCAジャックですが出力が4系統分あります。
しかしノーマルSSL2は2OUTのみ。
ということで、今回ハードシンセキーボードを使ってラインの音をチェックしてみました!
SSL2のマイク録音含めた全体レビューはこちら👇
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Elektoron DIGITONE KEYSでラインインをチェック
個人的に大ファンのシンセメーカーElektron。
最新機種のDIGITONE KEYSを使ってSSL2のラインインの音をチェックしてみます!
このシンセほんと大好き。
DIGITONE KEYSのレビューはこちら👇
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ライン録音してみる
ということで録音開始。
今回はシンセ側で4トラックシーケンスを組みました。
ベースと上物3トラックの計4つ。
2ミックスにまとめてアウト、SSL2のライン入力にステレオイン!
リズムだけLOGIC Xの付属ループを使っています。
録音ファイルは4つ用意しました。
- メーター-10dB付近
- メーター0dB付近(赤ランプが時々点滅。ギリ突っ込み)
- メーター-10dB付近 4KスイッチIN
- KOMPLETE AUDIO 2
コンプやEQは一切なしの録って出しです。
音量はフェーダーで合わせました。
比較用にKOMPLETE AUDIO 2も試してみました。
-NI KOMPLETE AUDIO 2-
このオーディオインターフェースも価格の割に音質が結構好きで気に入っています。
SSL2はご存知4Kスイッチがフックなアイテムなので、その変化も楽しみです!
-4KスイッチでSSL4000コンソールの音を再現-
ノーマル状態では、入力の音量をかなり突っ込んだverも試してみました!
それでは並べて聴いてみましょう!
SSL2 LINE IN -10dB
SSL2 LINE IN 0dB 突っ込み
SSL2 LINE IN -10dB 4Kスイッチ ON
KOMPLETE AUDIO2 LINE IN
DTM DRIVER!
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感想
各ファイルで若干ステレオ音量の左右差がありますね、申し訳ありません、、、。
SSL2の比較対象がKOMPLETE AUDIO2しかないので、単体での判断は難しいですが、、、。
やっぱりSSL2は輪郭がパキっとして音が立って来るように感じます。
特に音をギリギリまでブッこんだ感じがロックでカッコいい!
4Kスイッチを入れると、さらに輪郭が立ちますね。
KOMPLETE AUDIO2はちょっと音が丸い感じ。元からそういう傾向のアイテムではあるんですけど。
SSL2 4k mic rec
KOMPLETE AUDIO2mic rec
マイクで比べるとこんな感じです。
マイク録音の方がキャラの違いがわかりやすいかもしれません!
DAW内のソフト音源をアナログライクにしたい!
やっぱりSSLといえば、シュワっと芳醇ながらソース同士をビシッとまとめるアナログ感が特徴。
SSL2でもその特色はしっかり出ています。
故に、やってみたくなるのがアウトからまたインに入れてアナログ臭を加えるリアンプ的作業。
ポチップ
これが、SSL2でもできたらなあ、なんて思います。
ポチップ
ただ記事冒頭でも書きましたが、これをやるにはSSL2+でないと無理。
特にステレオ音源のリアンプとなると4アウトないとルーティングができません。
ということで、当初はあま魅力を感じなかったSSL2+にもこの点でアドバンテージがあるのかな?と思いました。
*2026年現在新型のMK2が出ています!
リアンプの効果についてはこちら👇
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もう一つオーディオインターフェースを持っていればSSL2でもリアンプできる?
しかし、もしもう一台、オーディオインターフェースを持っている場合、
SSL2でもリアンプ、どころか単体のマイクプリアンプとしても使うことが可能です!
USB電源+アウトを別のAIFに繋ぐと単独マイクプリに
SSL2をオーディオインターフェースとして接続せずに、USBから電源を供給するだけにし、アウトプットを別のオーディオインターフェースにつなげば、マイクプリアンプ/ラインアンプになります。DIにも!
スタンドアローンってやつですね。
この方法を使えば、DAW音源のリアンプ(LINE IN OUT)も可能です。
SSLのマイクプリアンプも高いですからね。
SSL2とSSL実機のマイクプリの音質比較検証はこちら👇
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まとめ
ということでSSL2ラインインの音質チェックでした!
SSL2はスタンドアローンでも使える(電源だけつければアンプ化する)ので、2台目に買う場合でもとてもおすすめ。
一台だけで済ますのだとすれば、SSLの音質をリアンプでも余すことなく堪能できるので、SSL2+も買いかも?と改めて思いました!
最後までお読みいただきありがとうございました。