Neumann W495b EQのレビューです。
実際に使ってまず感じたのは、非常にクリアで、音への味付けがかなり薄いことでした。
ピークカットを積極的に行っても嫌な感じになりにくく、かなりマスタリング向きだと感じたEQです。
1970年代にマスタリングデスクで使われていたという背景にも、実際に触ってみると納得できる音でした。
目次
W495bは非常にクリアで「薄味」なEQだった
W495bの出音は非常にクリアです。
音に対する「味付け」という部分では薄味です。
そのぶんピークカットをかなり積極的に行っても、僕には嫌な感じになりにくかったです。
実際に使ってみて、かなりマスタリング向きのEQだと感じました。
1970年代にマスタリングデスクで使われていたという背景にも、このクリアさと薄味なキャラクターを聴くと納得できます。
W495bを通して調整すると、不思議と音と音が馴染むように感じることもありました。
W495bのEQ構成と操作
W495bは3BandのEQです。
HIGHとLOWはシェルビング、MIDはピーキングで、Q幅は3段階に切り替えられます。
3Bandともノブはクリック式です。
設定位置をメモしておけば同じ位置へ戻しやすく、リコールしやすいのも使いやすかったところです。
ノイマンの味を付けたい場合は、同社のW444フェーダーを挟むと良いかもしれません。
Neumann W444の記事はこちら👇
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Antelope AudioからもNEU-W495としてプラグイン化されています。
W495bはモノラル、W495stbはステレオ
W495bはモノラル仕様のEQです。
入力と出力にはそれぞれトランスが搭載されていて、バランス接続で使用できます。
一方、ステレオ版のNeumann W495stbは入力側はトランスバランスですが、フローティング出力で使うには別途出力トランスが必要です。
接続の際はこちらの記事も参考になります。
Neumann W495stbの接続について
Neumann W495bの回路図・Pinout
W495bのSchematics/Pinoutも残してあります。
Pinout Text
Pin1 input+
Pin2 input-
Pin3 GND
Pin11 output+
Pin12 output-
Pin15 GND B 0v
Pin16 B +24v
Pin23 Earth(CHASIS)
まとめ
Neumann W495bは、僕には非常にクリアで「薄味」という表現がしっくりくるEQでした。
ピークカットを積極的に行っても嫌な感じになりにくく、本当にマスタリング向きです。
3Bandともクリック式なので、設定をメモしておけばリコールもしやすいです。
うまく音がまとまらない時にW495bのようなアナログEQへ通してみると、不思議と音と音が馴染むように感じることもありました。