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コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い|DTM・宅録ではどっちがおすすめ?

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いについて。

どちらが上という関係ではなく、録りたい音や使う場所によって向いているマイクが変わります。

ただ、歌やアコギを中心に宅録するための最初の1本なら、僕はコンデンサーマイクを選びます。

細かい音まで拾いやすく、僕自身も歌やアコギの録音ではコンデンサーマイクを使うことが多いです。

逆にギターアンプやドラム、ライブならダイナミックマイクが使いやすい場面も多いです。

初めてマイクを選ぶ時に迷いやすい違いを、実際の使い方も含めてまとめます。

目次

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い

ざっくり分けると、コンデンサーとダイナミックにはこんな違いがあります。

コンデンサーマイクダイナミックマイク
音の拾い方細かい音まで拾いやすい近距離で芯のある音を録りやすい
出力感度高いものが多い低めのものが多い
頑丈さ衝撃に気を使う比較的頑丈
保管湿気対策をしたい比較的扱いやすい
電源ファンタム電源などが必要一般的なムービングコイル型は不要
よく使う場面ボーカル・アコギなどライブ・ギターアンプ・ドラムなど

これは大きく分けた時の傾向で、実際の音色や使いやすさはマイクごとにかなり違います。

DTMで最初の1本なら僕はコンデンサーマイクを選ぶ

DTMを始めて「とりあえず1本マイクが欲しい」となったら、僕はコンデンサーマイクをおすすめします。

特に歌やアコギを録るなら、コンデンサーマイクの方が最初から狙った音へ持っていきやすいです。

細かいニュアンスまで拾いやすく、初めて自分の声や楽器をマイクで録った時にも「これこれ!」となりやすい。

僕自身も宅録では、歌やアコギを録る時にコンデンサーマイクを使うことが多いです。

もちろんダイナミックマイクでも録音できます。

ダイナミックマイクは距離や角度を動かしたり、マイクごとの特徴を見ながら使っていくと面白いです。

ギターアンプやドラムならダイナミックが最初でもいい

反対に、録りたいものがギターアンプやドラムなら話は変わります。

ダイナミックマイクはレコーディングでも、ギター/ベースアンプやドラムのクローズマイクとして定番です。

力強く、芯のある音で録れるのもダイナミックマイクの魅力。

ライブ中心なら、最初からダイナミックマイクを選ぶのも自然です。

歌やアコギ中心の宅録なら僕はコンデンサー。

ギターアンプ、ドラム、ライブならダイナミック。

最初の1本でも、何を録るかで選び方は変わります。

音の拾い方と感度の違い

これはコンデンサーマイクのダイアフラムです。

グリルを外すと、このような部品が入っています。

中心にある薄い膜が振動して音を拾います。

こちらはダイナミックマイクのダイアフラム。

コンデンサーマイクとは、音を電気信号へ変える仕組み自体が違います。

僕が実際に使っていて感じるのは、コンデンサーマイクの方が細かなニュアンスや空気感まで拾いやすいこと。

一方でダイナミックマイクには、ガッツやパンチを感じるモデルが多くあります。

同じ方式でも音はかなり違うので、最終的にはマイクごとのキャラクターで選びます。

頑丈さと扱いやすさの違い

これは真空管マイクの中身です。

真空管マイクもコンデンサーマイクの一種ですが、中には多くの部品が入っています。

ダイアフラムも繊細なので、コンデンサーマイクは落下や強い衝撃を避けて扱います。

コンデンサーマイクはカプセルから取り出した信号を扱うため、本体内部にも回路を持っています。

一方、一般的なムービングコイル型のダイナミックマイクは構造が比較的シンプルです。

多少ぶつけたり落としてしまっても壊れにくく、ライブのような現場でも使いやすいです。

リハーサルスタジオで借りられるボーカルマイクも、ほとんどがダイナミックマイクです。

こういう使い方ではダイナミックマイクがかなり強いです。

コンデンサーマイクは湿気対策も考える

コンデンサーマイクを長く使うなら、湿気にも気をつけたいです。

湿度の高い状態ではノイズや不調の原因になることがあるので、僕は保管環境にも気を使っています。

日本は湿度が高くなる時期が長いので、マイクを何本も持つようになると防湿庫がかなり便利です。

1本、2本ならタッパーなどの密閉容器とシリカゲルを使って保管する方法もあります。

ダイナミックマイクはコンデンサーマイクほど保管に神経質にならず使っています。

マイクの防湿についてはこちら👇

価格だけではコンデンサーとダイナミックを選べない

以前は「コンデンサーマイクの方が高価」というイメージがかなり強かったです。

ただ、現在は低価格でも普通に録音へ使えるコンデンサーマイクが増えています。

これや、

これや。

実際に僕も持っていますが、低価格帯とは思えないクオリティーで録音できます。

一方でダイナミックマイクにも、これより高価なモデルがあります。

BETA58Aもその一つです。

なので、今は「コンデンサーだから高い」「ダイナミックだから安い」では選べません。

上を見れば、非常に高額なコンデンサーマイクも存在します。

初心者におすすめのコンデンサーマイクはこちら👇

一般的なDTM用コンデンサーマイクはファンタム電源を使う

コンデンサーマイクは動作させるために電源が必要です。

DTMでよく使うXLR接続のコンデンサーマイクでは、48Vファンタム電源を使うものが多いです。

オーディオインターフェースには「48V」や「+48V」と書かれたファンタム電源スイッチが搭載されているものが多いです。

ファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを使う時は、ここから電源を供給します。

一方、SM58など一般的なムービングコイル型のダイナミックマイクは、ファンタム電源を必要としません。

正常なバランス接続であれば、ファンタム電源が入っていても一般的なダイナミックマイクが壊れることはありません。

ただ、必要のない電源なので、僕はダイナミックマイクを使う時は切っています。

ファンタム電源の使い方はこちら👇

部屋の反響や生活音が多いならダイナミックも候補になる

宅録でコンデンサーマイクを使っていると、録りたい音以外までかなり入ってくることがあります。

  • 外を走る車の音
  • 飛行機の音
  • セミの声
  • 部屋の反響音

こればかりは宅録DTMの宿命です!

こういう環境では、音源へ近づけて使いやすいダイナミックマイクを候補に入れるのもありです。

反響音や生活音の入り方は、マイクの方式だけでなく、音源との距離や指向性、部屋の響きにも大きく左右されます。

部屋鳴りが大きいなら、防音や吸音で環境自体を改善する方法もあります。

とことんやるとかなり大掛かりになるので、できるところから少しずつ改善していくのがおすすめです。

部屋の反響音はDIYでもかなり改善しますよ。

僕の失敗談も含めた吸音の記事はこちら👇

用途別|コンデンサーとダイナミックはどっちを選ぶ?

最後に、僕が使う時の選び方をまとめます。

用途僕なら選ぶ方
宅録ボーカルコンデンサー
アコギコンデンサー
ギターアンプダイナミック
ドラムのクローズマイクダイナミック
ライブボーカルダイナミック
部屋の反響や生活音が気になる宅録ダイナミックも候補

実際のレコーディングでは、ボーカルにダイナミックを使うこともありますし、ドラムにコンデンサーを使うこともあります。

初めてマイクを選ぶ時の基準としては、このくらいに分けるとかなり選びやすくなります。

まとめ|最初の1本は録りたい音と環境で選ぶ

コンデンサーマイクとダイナミックマイクは、どちらが上というものではありません。

ただ、歌やアコギを中心に宅録するための最初の1本なら、僕はコンデンサーマイクを選びます。

細かいニュアンスを拾いやすく、最初から狙った音に持っていきやすいからです。

一方、ギターアンプ、ドラム、ライブではダイナミックマイクが強い。

部屋の反響や生活音が多い宅録でも、ダイナミックを使うことで扱いやすくなる場面があります。

何を録るか。どこで録るか。

まずはここから選ぶのがおすすめです。

DTMでずっと使えるおすすめマイクはこちら👇

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