NeveのインプットトランスMarinair Li10468とリイシューverのCARNHILL VTB9045の違いについてです。
この記事を読むような方にはもはや説明不要かと思いますが、Neveの音の要と言われている部品です。
CARNHILL VTB9045はMarinair Li10468の復刻品です。
それぞれの音の違いなど、両方使ってみた僕的感想を。
*過去記事を加筆修正しました
目次
Old Neveのインプットトランス
Neve1272の内部
Marinair(マリンエア)といえば好きな人にはたまらない響きです。
ご存知Old Neveの音を作り上げている重要な部品として知られています。
Li10468/SはマイクINPUT用ですが、他にもインピーダンス比が違う10368/sや、ラインINPUT用のLi31267という型があります。
また外装に黄色いラベルが貼ってあるものや、形が若干違う物もあり割とバリエーション豊富です。
Neveトランスの変遷まとめについてはこちら👇
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Neveトランスの変遷まとめ|Marinair・St.Ives・Belclere・Carnhillの違い | DTM DRIVER!
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ライン用Marinairは逆さまにして接続するとマイク用として使える
ちょっとした豆知識ですが、ライン用Li31267は一次側と二次側を逆さまにして配線するとマイクインプットとして使えます。
マイク用のLi10468は貴重なため、ライン用Li31267をマイク用に流用する手法です。
あと、Li31267の方がちょっとだけリーズナブルです。
Marinair各種のインピーダンスデータがこちら。
10368は一次側の結線を並列にすると、10468/Sと同じ1.2kΩになるようです。
ただ二次側が最高で2.4kΩなので、あまりトランスでゲインは稼げませんが、その点だけ気をつければマイクインプットとして使えそうです。
CARNHILL VTB9045はマイクインプットとして完璧に使える
CARNHILL VTB9045は一次二次ともにインピーダンス比が10468/Sと全く一緒です。
10468/Sを完全コピーしてます。
配線のやり方や、直列(Series)と並列(Parallel)の意味などはこちらの記事で詳しく書かせていただいております。
よろしければ併せてご参考ください!
2つの音色はどう違う
個人的に、インプットトランスはマリンエアの方が好きです。
アウトプットのMarinair/Carnhill対決ではカーンヒルの方が好きでした。
インプットは、Marinairやっぱ良いなーと思います。
勿論VTB9045も素晴らしいトランスです!
ただ、10468/Sは何とも言えぬ色気があってたまりません。
謎のオーラを纏っているような、、、?
VTB9045は明るめでスッキリして聴こえます。
クリアです!
Marinairを入手するにはどうしたらいいか?
ヤフオクやebayなどのオークションサイトで探すのがセオリーです。
それにしてもMarinairをあまり見かけなくなってきたので、欲しい場合は見つけたら即決した方がいいかもしれません。
Carnhillの入手方法は?
Carnhillに関してはこちらをご参照ください👇
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まとめ
ということで、MarinairとCarnhillのインプットトランスについてでした。
マリンエア、特にインプット用はとても素晴らしいです。
ただCarnhillもバッチリ素晴らしいクオリティです。
いつでも新品で手に入るのは、何にも変え難いアドバンテージです。
最後までお読みいただきありがとうございました!