プレスされたCD、ただのCD-Rと違いプロ感があっていいですよね。
この記事ではCDのプレスを実際やった時の感想、体験談を書かせていただきます。

僕は現在アマチュアですが(昔はプロでした)自分の作品をECサイトで販売してます。
販売サイトへのリンクは当ブログからは一切張っていません。
理由はこちらの記事に書いてます。
それに、そもそも興味がない!って方が大半だと思いますので(笑)
分を弁えております。
はい、というわけで
- CDプレスの手順
- 制作にどれくらいお金がかかったか
- 売値をどう決めたか
- 制作費は回収できたのか
などを、、、、、書いていきます!
*過去記事を加筆修正しました
目次
CDプレスはアルバム制作の方が断然お得
まず、わざわざCDプレスをするならシングルだととてもコスパが悪いです。
最低でも6曲ほどは用意したいところ。
できたら10曲以上のフルアルバムを作るのがベスト。
なぜならCDを一枚作るのにかかる費用は、
一曲入りでも10曲入りでも変わらないからです。
だったら一枚あたりの売値を高くつけられるアルバムの方が、当然利益率が高くなります。
曲をたくさん作らないといけないですが、わざわざCDをプレスするなら、頑張って制作すべき!
どうしても曲が貯まらない場合、
TUNECOREを使って単曲で音源配信をする方法もあります。
そっちの方が費用対効果は高いです。
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ただ、2曲入りシングルを2000円とかで売れる方は、
この限りではありません!
バンバン付加価値をつけて売り捌いてください!
僕が使ってよかったプレス屋さん
今まで2箇所、業者さんを使わせていただきました。
どちらもとても対応がよく、質問にも丁寧に答えてくださいました。
今は完全にリピーターです!
の2箇所!
at greenさんは、かなり細かいところまでチェックしてくれて助かりました。
CDのデザイン部分まで、気になったところをわざわざ確認してくれるほど丁寧でした。
普通そこまでやってくれないので、、、、とても印象に残っています!
クラウドナインさんは、国内プレスなのに安くプレスできちゃいます。
安く済ませるなら海外プレスを選択することになるんですが、
国内プレスが海外プレス並みに安い!
海外プレスは「MAID IN TAIWAN」など生産国の文字が盤面に刻まれてしまいます。
無駄な情報を入れたくない場合は、国内の方がベター。
気にしないなら安い海外プレスでOK!
プレスに必要な費用はどれくらいかかる?
さて、ではプレスにかかる値段はどれくらいになるのか?
結論から書いてしまうと大体これくらいです。
ただ、
- 紙ジャケかジュエルケース(普通のプラケース)か
- 歌詞カードは何ページ必要か
- 生産枚数はどれくらいか
で、値段が変わってきます。
なるべく枚数を多くプレスする方が一枚あたりのコストは下がります。
もう少し詳しく書いていきます。
プレスする枚数を決めよう
プレス枚数を増やせばコストは確かに下がります。
しかし、、、
プロでもCDの売り上げが、数百枚とかもありえるくらい、、、。
今の時代売ること自体が難しくなっていますよね。
そんな中、アマチュアが一体何枚売れるのだろうか、、、?
生産枚数はいつも悩むところです!
プレス業者のHPには大体300枚〜の参考代金を掲載しているところが多いです。
これより少なくオーダーしても、あまり300枚プレスと値段は変わらないでしょう。
ちなみに、300枚と500枚で比較しても大して値段は変わりません。
クラウドナインさんだと、ジュエルケースで歌詞カードが12Pの場合
| 300枚 |
81,800円 |
| 500枚 |
86,200円 |
と、5000円ほどしか値段が変わりません。
ならば、500枚の方がいいのか、、、、?
というと、在庫の保管のことまで考えると多ければいいと言うわけでもないんです。
僕はこれで失敗しました!
随分長らく部屋の片隅にダンボールの箱が積み上がってました、、すごく邪魔。
300枚くらいにしておけばよかったな、、、、と。
在庫保管のコストも考えよう
在庫の保管にもコストはかかります。
と割り切れるならOKですが、
ダンボールのスペース分、部屋の家賃は消費され続けていきます!
本来有効活用できるスペースを使うので、一応この点も考慮してくださいね。
結構、邪魔です(笑)
プレス以外にかかる費用も知っておこう
CD制作にかかる費用はプレス以外にも。
- 自宅までの郵送料
- デザインを外部委託するならデザイン料
- レーベルフィルム作成費用
- 流通販売する場合はバーコードの発行費用
- レコーディングにかかる費用
と、まあ、お金がかかってきます。
レコーディング費用やデザイン料は、技術を持ってる方なら0でいけるかもしれません。
ただ、デザインはCDの規約や規定に従って進めないといけません。
これが案外面倒です。
と言うか素人にはちんぷんかんぷん。
僕は友達のデザイナー(プロのひと)にお願いしました。
デザインのセンスも必要ですし、イラレとかよくわからないのでプロにお任せです。
実際CD制作全体にかかった費用、僕の場合
と言うことで、僕がフルアルバム(10曲入り)を作った時にかかった費用は以下です。
- プレス枚数500枚
- ジュエルケース
- 12Pジャケット
- シルク印刷一色
をクラウドナインさんに発注した場合。
| プレス代金 |
86,200円 |
| レーベルフィルム作成費 |
2,000円 |
| 郵送費 |
0円(プレス代金に含まれている) |
| デザイン料 |
50,000円 |
| 音源制作費 |
20,000円 |
| バーコード(JANコード)発行費用 |
12,960円 |
| 合計 |
171,160円 |
171,160円!!
これを安いととるか高いととるか、、、。
制作後どれくらいCDを売ったか、いくらでCDを売ったのか、次第です。
元は取れたのでしょうか、、、?それは後ほど、、。
かかった費用をもうちょっと詳しく書くと
音源制作費は、電気代がこんなものかなというくらいで計算してます。
機材、設備は全て自前のもの。
録音、ミックス、マスタリングもセルフでやったので、トータル二万円くらいかなと。
プレイヤーへのギャラも、友達なのでご飯代くらいでやってもらいました。
デザイン料はもう少し交渉できたと思いますが、
出来がすごく良かったので奮発しました(笑)
バーコード(JANコード)発行費用は、
「Amazonとかで売るかも?!」と思い一応登録しました。
結局売りませんでした、、、、無駄金でした。
だから必要ない人には、かからないお金です。
CDを流通したい場合はバーコードが必須になってくるので、お忘れなきよう申請を!
自分のECサイト(BASEなど)で売る場合はバーコードはいりません!
あくまで流通させる(AMAZONやCDショップで売る)場合にだけ必要になります。
CD生産にかかる時間は?
これは業者さんによってまちまちです。
さらに海外プレスか国内プレスかでも納期が変わります。
しかしだいたい2週間ほどで出荷が平均なのかな?と。
とりあえず1ヶ月納期を見るくらいのペースで動くのがいいでしょう。
販売したい日にちに間違いなく間に合いますし、準備も取れます。
追加料金を払うことで納期を短縮するサービスもあるので、
急ぎの場合はそれを利用するのも手です。
クラウドナインさんはそのサービスやってますね。
CDの売値について
ここまでプレスや音源制作にかかる費用について書いてきました。
更にもう一つ、すごく悩んだトピックがあるので、それを最後に。
それは、CDの売値決めです。
これには頭を抱えました。
巷で売られているCDの価格を参考にしつつも
- アマチュアがプロと同じ価格をつけていいんだろうか?
- あのアーティストめっちゃ安く売ってるじゃん!
- 僕も安くしないといけないのだろうか
とか、かなり長い時間悩みました。
すごくナイーブな問題。
自分のことを応援してくれる数少ない人に向けて売るCD。
そしてまだ見ぬ未来のファンのためのCD。
値段は相場よりリーズナブルに、、、という気持ちになるのも仕方ありません。
しかし、僕はしっかりと相場の値段をつけてCDを販売しました。
むしろインディーズとしては高めだったと思います。
なぜ安くしなかったのか
なぜ相場の価格で売ったのか?
それは、単純にそれだけの価値があるものだと僕が思ったからです。
そしてCDをリスナーにちゃんと責任を持って届けたいと思ったから。
値段を下げるのは、僕にもファンにもマイナスにしかならないと結論づけました。
だって僕の音楽を買ってくれる人なんて数えるほどしかいないわけですよ。
そしてその人たちは僕のCDがいくらだろうが多分、買ってくれる人たち。
ちゃんと自分たち(僕、リスナー)の音楽に価値をつけてあげようと。
そっちの方が、双方にとって絶対に良いはずです。
安売りしたら、リスナーの好みまで安くなってしまう気がしませんか?
価格をちゃんとつけたおかげでCDの制作費を一年半かけて回収できました!
現在は、全て利益になっております。
リスナーの皆さんに感謝しきれないですね、、、。
ライブをやると、やっぱりCDは動きます!
価格を安くすることは決していいことではない
価格に対する考え方はこの本がとても参考になりました!
僕のような、商売のど素人にはとても響きました、、、。
価格を安くすることは、決していいことではないようです。
むしろ高い方が、ものが売れることがあったり、、、、。
ブランドものなんてまさにその通りです。
自分の音楽の金銭的価値づけで悩んでいる方がいらっしゃしましたら、
安売りだけはしないで欲しいと思います。
あなたが真剣に費やした時間は、絶対に価値があるものでなくてはいけません。
まとめ
CD制作はどんなものなのか?の僕の経験でした。
少しでも参考になりましたら幸いです!
CDはとっくにオワコンアイテムと言われて久しいですが、
物販アイテムとしてはまだまだ強いです。
ECサイトをちゃんと使うと、音楽活動の利益確保に効果的です。
それでは、お読みいただきありがとうございました!
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