ギターのトーン回路のコンデンサーを変えて音色が本当に変わるのか?
変わるならどのくらいの変化なのか?
を録音して比較してみた記事を以前書きましたが、今回はその延長です!
僕はあれからwaxでモールドされたタイプのコンデンサーに取り憑かれてしまったようで、、、、結構な量を買い集め、夜な夜なトーン回路に付け替えて最強の一手を探求しています。
というわけでストックからランダムにピックアップしたメーカー、値のものを録音して比較できるようにしました。
コンデンサーで音が変わるなんて本当なのか、、、?
と僕もまだ半信半疑なのですが、日に日にその変化の大きさに気づき始め「これって結構すごいことじゃないか?」と思い始めています。
ネットストリーミングにすると、どうしても音が圧縮されて細かいニュアンスがわかりづらくなってしまうのが残念ですが、ご参考までに。
目次
録音したコンデンサー一覧
- オレンジドロップ 0.47uf 600V
- SPRAGUE 600 LINE 0.002uf 600v
- PHILCO 0.33uf 400v
- CHICAGO 0.05uf 400v
- SPRAGUE 0.01uf 400v
コンデンサーの付け替え方
何度もピックアップガードを開けて交換するのは現実的ではないので、こんな感じでギターをちょっといじってます。
鰐口でコンデンサーを挟んで音質の変化を聴きます。
加工した検証土台内容はこちらの記事に👇
DTM DRIVER!
ギターのコンデンサー交換で音は変わる?録音比較でTone回路の違いを検証 | DTM DRIVER!
ギターのTone回路に使うコンデンサーを交換し、音色がどう変わるのか録音比較した検証記事。Vitamin Q、WIMA、オイルコン、WAXタイプなどを実際に付け替え、トーンの変化や…
録音の方法
- コンデンサー以外は全て設定を変えずに録音。
- PCにLineで録音。
- ギターはストラトで、ピックアップのポジションはセンター。
- DAWはLogic
- オーディオインターフェースはUniversal Audio apollo 8。
- プラグインはLogic付属のギターシュミレーターのみ。
- VOXタイプのデフォルト設定のままでクリーンサウンドです。
オレンジドロップ 0.47uf 600V
まずは、トーン回路の改造といったらオレンジドロップ!というほど至る所でオススメされますよね。
というわけで、まずはこれを基本に聴いてみてください。
僕の感想としては、最初に付いていたやつよりもはマシといったところ。
音色が明るめ、固め。悪くはないと言った感じでしょうか、、、。
トーンフル
トーン絞り
SPRAGUE 600 LINE 0.002uf 600v
まろやかになり、音に芯が出てくる感じがします!トーンを絞った時の腰の座り具合と甘さがたまりません。)
トーンを全く絞っていなくても、やはり変化する気がします、、、。
トーンフル
トーン絞り
PHILCO 0.33uf 400v
絶品!ハイの出方が収まっていて、ミッドにぎゅっと詰まっている音質をしてますね。
これが一番オレンジドロップとの違いが分かるデータかもしれません。
力強さが素晴らしい。個人的にこれ結構好きですね。
オレンジドロップの音が軽く感じます、、、。
トーンフル
トーン絞り
CHICAGO 0.05uf 400v
センターポジションらしい響きが増えて聴こえますね。そして渋めです。
トーンフル
トーン絞り
SPRAGUE 0.01uf 400v
枯れたヴィンテージ感が強い気がします。
独特な色気が漂ってくる感じ、、、、。これもいいなあ。
ジャズコで鳴らしてみたい、、、。
トーンフル
トーン絞り
他にも種類がたくさんありますが、キリがないので今回はここまでとさせていただきます!
僕の感想
プラシーボというには、かなり音色が変わったように思える物もあります、、、。
しかし、”音”というものは気分やその日の体調、日時、環境によって聴こえ方が変わることはDTMをやっているとい往々にして経験していること。
何日か経った後にまた改めて聴いてみたらまた違う感想に変わるかもしれませんね、、、。
ただ、ギターを弾いていて気持ちの良いのはどっちか?と答えるならば、断然WAXタイプ。
ものすごい細かなレベルかもしれませんが、ギターが弾きやすく感じますし、気持ちがなぜだか乗ってきますw
僕は大した腕ではないですが音楽はやはり感性ですから、気持ちが乗るに越したことはありません、、、。
WAX以外のコンデンサーでTone検証した記事はこちら👇
DTM DRIVER!
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まとめ
WAXタイプのコンデンサーは流通量も少なく、扱っているお店もほとんどないので、入手するハードルは年々上がってきています。
近年でも非常に高価なパーツの部類に入ってきていますが、今後さらに高騰してくのは間違いないでしょう。
WAXタイプに限らず”ヴィンテージもの”はNeveなどのレコーディング機材も含めて、似たものは作れますが現代においても完全に再現できるものではありません。
やはり説明できない”何か”を、当時のものには感じずにはいられません。
最後までお読みいただきありがとうございました!