初心者

ベースの打ち込み方

投稿日:2016年9月30日 更新日:

前回ドラムの基本的な打ち込み方を解説しましたので、今日はベースの打ち込み方を書いてみようと思います。

今回もDAWはLogicを使います。

ベースの本質を知る

 

打ち込む前に、まずベースとは何なのかというところから考えてみましょう。

 

前衛的なノイズ系の音楽だったりリズムだけしか鳴っていないような音楽は別として、およそベースというポジションが存在しないジャンルはないと言っても過言じゃありません。

 

たとえベースがいないような、ベースレスバンドであっても潜在的な「ベース」という役割は必ず存在しています。

楽器としてのベースがなくても、そのような音楽ではそれを補うようにギターやピアノがその足りない部分を必ず担当しているはずです。

 

ベースはただの楽器ではなく、音楽にとっての大事な「役割」のひとつとして考えてください。

音楽を成り立たせる部分として見てください。

 

そうすると、民謡からロック、ジャズからクラシックからEDMまで全てにベースが存在していることが当然のように理解できるようになります。

 

ベースがコードの響きの性格を作る

 

音楽に興味がある方ならコード和音という言葉を聞いたことがあると思います。

言い方が違うだけで僕らDTMerにとっては両方とも同じ意味です。

 

コードには、明るい響きと暗い響きがあります。皆さんもご存知の通り、明るい曲や、切ない曲、重苦しほどに暗いイメージのする曲など聴いたことがあると思いますが、実はこれらの雰囲気を決定づけているのは全てベースです。

 

ベースって、ちゃんと意識して聴かないとどんな音で鳴っているのか、僕も音楽をやり始めた中学生の頃は良く聴き分けが付かなくて困ったものでした。

慣れればすぐに聴こえてくるものなんですけど、始めは大変かと思います。

 

ベースは他の楽器の音に比べてもの凄く耳では聴こえづらい音で鳴っています。

目立たないです。

でも音楽のおおもとの雰囲気を確実に作っています。

 

雰囲気というのが捉え方としては近いかもしれません。

聴くというより、僕たちはベースを感じているのです、、、!

ベースというのはそれくらい逆に言うと、耳に届きにくいからこそ人間の耳より体に情報を届けたり、曲の潜在的な根幹の部分を担当することができるのだと僕は思っています。

 

全ての楽器が、みんなが皆目立ち始めたら、音楽は崩壊します(笑)

 

ベースは皆のリーダー、チームのクールな司令塔のような役割の楽器です。




 

実験動画で確認

 

それでは実際に実験してみましょう。

ベースが鳴る場所の違いによって雰囲気がどう変わるのかご確認ください。

 

ベース以外の楽器はシンプルにリズムとピアノだけです。

ベース以外の響きは一切変更しません。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか、、??

サンプルのピッチが若干響きの怪しいところはありますが(汗)、バックに和音の演奏が入ってくるとそれも安定してきます。

 

この動画も見ていただければお解りいただけると思いますが、ベースのポジションが変わる度に、ループされている同じフレーズ(音楽俗語で”うわもの”といいます)が伴う印象が変わっていくように感じられると思います。前半は明るく、後半は暗く。

 

ギターのコードをコピーしたことがある方なら経験したことがあると思いますが、ギターのコードにはたくさんの形があって覚えきれないですよね。

あれを全部覚えて、ひとつひとつ思い出しながら作曲をしていこうと思ってもまず無理です。

むしろ、コードは基本の押さえ方以外は忘れてしまってもいいほどです。

形としては10コくらいさっととっさに出てくるようにしていれば、曲つくりは十分余裕でできるようになります。

形を覚えて使い回しの仕方を覚えればですが、そんな感じで十分になってきます。

 

ベースのありかたを知れば、ギターはコードを鳴らす必要さえジャンルによっては無くなってきます。

 

ベースの役割を理解できるようになると、ギターの役割も同時に理解できるようになっていきます。

 

つまりギターは、ベースがベースの役割を請け負ってくれれば、コードを弾く際にも、必ずしも低音から高音まで音を出す必要が実はないということなのです。

 

高い音をひたすらカッティングしながら弾いていても、ベースがコードの支えとして進行していけば、音楽は勝手に展開していきます。

 

というかギターは単音のループをひたすら弾き続けるだけでも、音楽としてちゃんと、文句なく成立していきます。

 

レッチリのジョンフルシアンテのように、クールでシンプルないかれたプレイが成り立つのも、フリーがこれまた派手なプレイをしつつもしっかりとベースの役割を引き受けながら、コード感を出す所はちゃんと強調してプレイしているからなのです。

 

まとめ

 

なんとなくでもベースの役割をお伝えできたでしょうか、、、??

 

この記事のタイトルはベースの打ち込み方となってますが、ベースの打ち込み方は、前回のドラム打ち込み方とほぼ一緒なので操作方法は同じ様に行ってくだされば、問題ナッシングです。

 

どちらかというとベースを”どう音楽的に打ち込むのか”の方が重要なトピックだと思いますので、次回は、さらにベースのことについて掘り下げてみましょう。

 

明るくなったり、暗くなったりする、理由は色々なところで音楽理論として解説されていますのでそこは省きます。

 

明るくしたり、暗くしたりするにはどうしたらいいのか

 

というのを僕なりに簡素化した解りやすく理解する方法がありますので、次回はそれを書こうと思います。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

 




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  • この記事を書いた人

hajimari

サイト運営者の”はじまり”と申します。 DTMに関連する記事を中心に、音楽系のネタをまったり執筆中。 喉ケアマニアなギタリスト。DIYで機材を作ったり直したりするのも好きです。

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